最新情報

健康デザイン35 THP活動は健康デザインの発想

厚生省と労働省が統合されて厚生労働省が発足したのは2001年のことで、厚生労働省の英語表記は「Ministry of Health,Labour and Welfare」です。これは健康に(Health)、働き(Labour)、安心して生活を送る(Welfare)との厚生労働行政の考え方を示しています。 統合しての取り組みは厚生労働省となってから始まったわけではなく、1988年に労働安全衛生


治検11 生活習慣病による血管のダメージ

生活習慣病は、初期段階では自覚症状がないのが特徴といえます。自覚症状が起こってから医療機関に行けばよいと考える人が多い中、自覚症状のない人に検査を受けることをすすめるのは容易ではありません。 検査によって生活習慣病が発見される人のほとんどが、自覚症状があって医療機関を訪れたわけではないという事実もあって、健康診断の重要性が叫ばれます。しかし、健康診断を受けて、検査数値が高いことを指摘されても


Original Mind7「独創的にもキリがある」

オリジナルマインドは、いくつかの訳がある中で、ここでは「独創的な発想」という意味で使っているのですが、独創的といっても“ピン”から“キリ”まで範囲が広すぎて、どれを指しているのかわからないと言われることがあります。 ピンはピンポイントのピンと同じ意味の点のことで、江戸時代に伝わったポルトガル語のpinta(ピンタ)が由来とされています。ピンはサイコロの目やカルタの一を意味するようになり、そこ


健康デザイン34 食べる前からの連携調整

栄養の消化、吸収は健康づくりの原点です。そのため、健康づくりは食べ物を噛むことから始まると考えられています。日本メディカルダイエット支援機構は胃での消化から始まって、腸での吸収、栄養素が血液中に入ってからの循環、全身の細胞での代謝、そして不要になったものの排泄までが活動の対象でした。 そこで、噛むことから始まる健康づくりへの範囲を広げるときに、歯と口腔の健康に携わる歯科との連携を考えました。


タクティシャン8 書籍・雑誌・機関誌・サイトの代筆

健康に広く関わる事業のタクティシャン(戦略参謀・軍師)の武器(戦術兵器)として活用できるものとして、これまで書いてきたものをあげていますが、リストに書き連ねているものだけではありません。 自分が書き重ねてきたものが、自分の名前が出ているものなら、他の人の助けを得て原稿化したものであっても自分のもののように使うことはできるとしても、他人の名前や記名なしで書いてきたものは、それはしにくい(という


「親ガチャvs.子ガチャ」その1

「親ガチャ」という、あまり使ってほしくない言葉があります。使ってほしくないというよりも、自分の子どもであったら言われたくない言葉です。しかし、その意味することを知ると、言われても仕方がないという保護者も少なくないかもしれません。 「親ガチャ」はインターネットで使われるスラングで、子どもは親を選べないという意味で使われています。2021年には、ユーキャン新語・流行語大賞でトップ10入りをしてい


ツイン・ウォーク81 骨を強くする負荷ウォーキング

「太っていて、よいことは何もない」という言われ方をすることがあります。生活習慣病のリスクは「太っている=体脂肪が多い」と指摘されることがあり、メタボリックシンドローム対策では余分な体脂肪を減らすことが第一となっているため、太っているだけでよくないこととのレッテルが貼られてしまいます。 太っているというのは、一般には内臓脂肪が多いことを指しています。身長に比べて体重が多くても、体脂肪率が低けれ


2023/10/24 雑草と薬草は紙一重

私には弱点がいくつもあって、そのうちの一つが花や草の名前がわからず、似たようなものだと見分けがつかないというのは幼いときから変わっていません。今でも図鑑的にはわかっていて、草の成分や有効性などは相当に詳しいはずなのに、区別となると自信はありません。 東京にいたときに、野草を材料にした酵素を開発している会社を取材して、新潟県の妙高高原での薬草摘みに参加させてもらいました。日本の商品化されている


健康スポーツ16 ウォーキング

歩くことは健康づくりの導入としては有効で、歩くことを習慣化することで、他の健康スポーツと同様の健康という結果を得ることができます。ウォーキングは、ただ歩けばよいわけではなくて、歩き方によって健康スポーツになることもあれば、日常生活の範囲を出ないこともあります。 一般のイメージとしては、スタスタと元気に歩くのがウォーキングで、ダラダラと歩いているのは散歩や普通歩行になります。求める健康効果によ


これって聞き間違い? 5「条件付きの許可だった」

あとになって前言を翻す(ひるがえす)人は、これまで何人も見てきました。業界によっては翻すのは当たり前という雰囲気もあって、それを信じて行動や決断をしたほうが悪いと言われるようなこともあります。 コロナ禍の影響で、どんな判断をしても「コロナのせい」と言えば済まされることもあって、その被害を受けた人は数多くいます。それに比べたら、私が聞き間違いかと思って、二度見ならぬ“二度聞き”をした経験も大し