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supplement NAVI 5 知りたいことがわからない健康食品業界の実情
サプリメントの元々の意味は“補助、補充、補給”であり、不足しているものを補うことを指しています。一般にイメージされるサプリメントはアメリカの「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略したもので、「日常の食生活では不足する栄養成分を補うもの」とされています。 我が国では健康食品が通称となっていますが、実際には定義はなくて、「通常の食品よりも健康によいと一般に考え
DNA Answer13 発達障害は治らないのか治るのか
発達障害は医学的には障害と名付けられていることから、発達障害児支援でも障害であるとの認識がされています。障害といっても、電気製品にたとえると故障をしているわけではなくて、すべての材料はそろっていても、一つの電線の通りが通常よりも遅れるなどして本来の能力が充分に発揮されていない状態と説明されます。 また、電線はすべて接続されているのに、接続させた部分の接触が足りずに、やはり本来の能力が発揮でき
Medical Diet160 血糖値と腸内環境の関係
血糖値が高い人は、糖質が少ない食事をすすめられます。血糖は血液中のブドウ糖のことで、糖質が分解されてブドウ糖になることで、これが吸収されて血糖値を上昇させます。 糖質は食事の満足度にも影響するもので、食べておいしいという感覚が消化液を多く分泌させるのにプラスに働きます。消化液は糖質がブドウ糖に分解されるのを進めますが、それと同時に脂質を脂肪酸に、たんぱく質をアミノ酸に分解していきます。消化液
代謝と糖尿病5 栄養教育の不足と糖尿病の関係
医師は医療に関する司令塔で、医薬品や入院中の食事についても医師の指示によって実施されます。医薬品の種類と分量を指示する処方箋に対して、食事療法の栄養素の摂取量などの指示は食事箋と呼ばれます。 糖尿病のように食事の内容が発症にも治療にも大きく関係してくる生活習慣病は、医師の充分な知識のもとに的確な栄養指導が行われることが期待されます。しかし、実際には医師に的確な栄養指導を期待しても難しいところ
supplement NAVI 4 消費者目線でのサプリメント講習
サプリメントは、健康食品、栄養補助食品などとも呼ばれています。一般には単体の素材(成分)やメイン素材の効果を高めるために2〜3種類の素材を組み合わせたものがサプリメント(ビタミンやミネラルなど)、期待する健康効果を得るために複数の素材を組み合わせたもの(カルシウムとマグネシウムなど)は健康食品と認識されています。 サプリメントと健康食品は、自分にとってどんな素材が必要なのか、どの素材の組み合
DNA Answer12 講習収益配分の1/4ルール
DNA認定講習を担当する認定講師の中には、初めのうちは自信をもって講習ができないのではないか、1人だけで全部の講習をするには時間がかかる、といった不安を抱えている人もいます。実際に認定講師を受講しようとする初期メンバーから、そのような不安と質問が寄せられています。 DNA認定講習を担当する認定講師の収益は1/2ルールを採用していますが、もう一つ1/4ルールも定めていて、認定講師の代わりに本部
健康あない人33 メンタルは“心の免疫力”
メンタルヘルスを“心の健康”と訳して、前回は身体と心の健康が関係していることからコロナ禍で心の健康を保ちにくくなったという話をしました。 メンタルヘルスを構成する用語の“メンタル”については単に心、精神と訳すのではなくて、別の表現が必要になってきました。心の健康(メンタルヘルス)を保つことを考えて、私たちは“心の免疫力”という表現をしています。 免疫力は、わかっているようで充分には理解
ツイン・ウォーク29 冷え対策の歩き方
温かな血液を全身に巡らせて、冷えを防ぐためには、筋肉を盛んに動かして、ポンプ作用によって血液を早く、勢いよく送り出してやることです。ウォーキングは筋肉に適度な負荷がかかり続け、次々に血液を先へと送っていくことができます。 身体が冷えるのは温かな血液が送られてくるまでに時間がかかり、放熱に対して熱の補充が間に合わなくなっているからです。 ウォーキングは酸素を適度に取り込み、10~15分間
発達支援推進26 学習障害の支援は公益か収益か
学習障害は発達障害の中でも該当者が多くなっています。それは三大発達障害とされる自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害の中の一つであって、割合も最も多いうえに、自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害であっても、その特性から学習面での困難さが現れるからです。 学習障害児のための学習塾は、通常の学習塾の特別コースとして実施されたり、発達障害児支援の放課後等デイサービスで実施さ
supplement NAVI 3 認定講習の3本柱
日本メディカルダイエット支援機構は、「メディカルダイエット」を冠した資格認定ができる団体として「メディカルダイエットアドバイザー」の認定講習をしています。この資格認定を東京で実施していたときには300人以上の受講者がいて、合格率が95%という高さで、それだけの数の認定もしてきました。 認定者が多かったのは受講者が限られていて、美容関係の商品販売の会社との連携で始めたこともあり、受講者の9割ほ