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サプリ概論234 逆転の発想の亜鉛その1

ミネラルの亜鉛は、サプリメント成分としても人気があり、中には亜鉛がほとんどで、少しだけ他のミネラルを加えている製品も販売されています。 亜鉛が重要であるとされることに、皮膚や粘膜の健康維持がうたわれているのですが、亜鉛は栄養素の代謝や生命活動などに関わる化学反応に携わるミネラルです。200種類以上の酵素の構成成分であって、体内では皮膚、毛髪、肝臓、腎臓、睾丸、舌の味蕾などの新陳代謝が盛んな細


健康・火の用心30 “失笑”を生む健康行動

そんなことをしていても健康にはなれない、無駄な努力だというときに、“失笑”という言葉が使われることがあります。そんな失笑されるようなことで満足していないで、実際の健康効果が得られる方法に取り組むべきだということを言いたくて、「失笑されないように」と話していた健康づくりの指導者がいました。 そんなことを言っていると、それこそ失笑されることになりかねません。間違っていると言っている人が、実は間違


発達栄養講習25 小児は代謝促進成分の合成が低い

代謝促進成分のL‐カルニチンは脂肪酸を細胞のミトコンドリアに取り込んでエネルギー化させるために必要で、そのために体内で合成されています。L‐カルニチンについて一般に言われているのは、合成のピークが20歳代前半で、それ以降は合成量が減り続けてエネルギー代謝が低下していくということです。 このことが年齢を重ねていくと、これまでと同じ食事、同じ運動をしていても、徐々に体脂肪が増えて太っていくという


Medical Diet155 肉食にL‐カルニチンをプラス

たんぱく質が多く含まれる食品は、良質なたんぱく質を多く摂るためにも、やせホルモンと呼ばれるGLP−1を増やすためにも重要なことです。GLP−1は食欲を抑える効果があり、糖尿病の治療薬としても使われています。 体内でGLP−1を多く分泌させるためには肉を多く食べることがよいとされていて、糖質制限をして肉を多く食べてもGLP−1が多く分泌されることから太りにくいとされています。 肉は重要な


発達支援推進13 発達支援のメインは家庭という考え方

発達障害児支援施設を運営している方々にリサーチをしていると、施設に通わせれば、すべてやってもらえる、任せきりにしても解決するかのように思い込んでいる保護者が案外と多いことがわかります。 通所施設の放課後等デイサービスでは学校の授業が終わってから夕方までの時間を過ごすことができても、時間中に発達障害の改善のための機能訓練を受け続けられるところは少数です。児童発達支援施設では感覚統合療法などの運


脂肪代謝促進研究47 支援する人を支援する

発達障害児を支援する活動として、日本メディカルダイエット支援機構では発達栄養学の研究を行い、発達障害児の保護者や支援施設の職員に対して、栄養学的なアプローチでの支援を行っています。通常の栄養補助の手法が通じない子どもも多く、中でも極端な偏食が多くみられる発達障害児の栄養支援は、発育途中の子どもには必ず通用するものと認識しています。 発達障害児に限らず、支援する人の負担は大きく、支援する人を支


整えるダイエット26 飽和脂肪酸対策の不飽和脂肪酸

筋肉を増やすためのたんぱく源としては、肉は優れた食品ではあるものの、飽和脂肪酸の量が多くなっています。脂肪酸の構造をみると、鎖状につながった炭素に水素が結びついています。すべての炭素に水素が結びついたものが飽和脂肪酸で、これ以上は結びつかない飽和状態になっているので、変化しにくくなっています。 これに対して、不飽和脂肪酸は炭素の水素と結びつく部分が全部埋まっていなくて、まだ結びつくことができ


ツイン・ウォーク20 肝機能対策の効果的な歩き方その2

血流が低下すると肝臓の酵素の働きが低下して、肝機能も低下しかねません。しかし、現代人は運動不足で、手足の冷えを訴える人も多くなっています。その原因も肝機能の低下が指摘されています。 血液の温度は身体が冷える人も、そうでない人も大きな差はありません。それなのに冷えを感じるのは、温かい血液が早く巡っていないために皮膚からの放熱に追いつかないからで、冷え性の人は冷えを感じる手足や腹部だけでなく、肝


発達栄養講習24 偏食で代謝促進成分が不足する

人間の身体は、エネルギーを発生させることで全身の臓器や器官、神経などを正常に働かせることができます。全身の細胞の材料となるたんぱく質、カルシウムなどのミネラルなども大切ですが、これらの成分を体内に取り込むことにも、成分を変化させて身体に必要なものに作り変えるためにも、ホルモンや神経伝達物質などが充分に機能するためにも、すべてエネルギーが必要となります。 身体のエネルギーは、熱エネルギー(体温


記念日12月20日〜26日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 12月20日 ブリは師走の魚で、20日はブ(2)リ(0)の語呂合わせで「ブリの日」と制定。毎月20日は「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)。 12月21日 バスケットボール解説者の島本和彦氏がアメリカで正式ルールでバスケットボールの初試合が開催された1891年12月21日にちなんで「バスケットボールの日」と制定。