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整えるダイエット18 太るための脂肪の知識
一般のダイエットのための食事というと、エネルギー量が多い脂肪が多く含まれるものを減らす、血糖値を上昇させて脂肪合成を進めるものを減らすということになります。血糖値を上昇させるのは糖質で、具体的にはブドウ糖が多く含まれるものとなります。というのは、血糖は血液中のブドウ糖のことで、ブドウ糖が多いほど血糖値を上昇させます。 逆に太るためには、脂肪と糖分を増やせばよいことになりますが、それだと体脂肪
脂肪代謝促進研究6 三大代謝促進成分の補給
細胞の中でエネルギー産生を行う小器官のミトコンドリアは筋肉細胞の中には特に多く存在しています。運動をすると、筋肉細胞のミトコンドリアで多くの三大代謝促進成分のL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10が使われます。そのために他の細胞で使われる三大代謝促進成分が減ることになり、その細胞の代謝が低下することになります。 ミトコンドリアの中では代謝の結果としてエネルギー物質のATP(アデノシン
脂肪代謝促進研究5 エネルギー代謝の促進
全身の細胞の中でエネルギー産生を行うミトコンドリアの三大代謝促進成分はL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10です。これらは、すべての細胞の中でエネルギーを発生させると同時に、そのエネルギーが細胞の新陳代謝を高めることから、すべての栄養素、サプリメント、そして医薬品を活かすための基本中の基本となる成分となっています。 年齢を重ねるにつれて細胞の再生が遅くなり、老化が進んでいくのは、三大
健康情報共有15 業務用食器洗浄機のリスク
業務用の食器洗浄機は洗浄法がしっかりと規定されています。洗浄機にはベルトコンベア式と回転式があって、どちらにしても食器に洗浄剤が的確に当たって洗浄ができて、洗浄剤が残らないように洗い流すように定められています。 特に厳しく規定されているのは業務用洗浄剤は強アルカリ性で、これが食器に残ると健康面に影響が出るからです。そのために洗い、すすぎは念入りに行われます。洗いにしても、すすぎにしても食器の
健康あない人20 「障害者VS.障がい者」
発達障害児の支援に関わった活動として、発達栄養学の普及とともに発達障害の理解を進める活動も手がけています。普及のための資料や講習テキストを示すと、必ずと言っていいほど言われることがあります。それは「障害者」という言葉を使ってよいのか、ということです。そう言う人には、ほぼ「障がい者」にすることが求められます。 医療の用語は「発達障害」となっています。法律は「発達障害者支援法」で、ともに“障害”
脂肪代謝促進研究4 医薬品成分からの転換
三大代謝促進成分の成分であるL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10は医薬品の成分として長く使われてきたことからエビデンス(科学的な裏付け)が確認されています。その成分が、欧米では食品から抽出・合成することができるようになり、食品としても使用することが許可されていました。 L‐カルニチンの医薬品はレポカルニチン塩化物といって、カルニチン欠乏症に使用されます。脂肪酸と結びついて細胞のミト
脂肪代謝促進研究3 ミトコンドリアと代謝科学
全身に60兆個以上ある細胞の中にはエネルギー産生の小器官のミトコンドリアがあります。ミトコンドリアは糸(ミト)粒子(コンドリア)を意味するギリシャ語で、直径1μm(マイクロメーター)のサイズで、1つの細胞には100個から2000個のミトコンドリアが存在しています。 ミトコンドリアの重量は体重の10%ほどで、体重50kgの人では5kgのミトコンドリアを持っていることになります。それだけ重要な器
講習NAVI17 3種類の筋肉を強化する特別な運動
バウンドボール(バランスボールのバウンド活用)による運動は、複数の筋肉を同時に刺激して強化する効果が期待されています。筋肉は白筋と赤筋に大きく分けられますが、それ以外にピンク筋(桃筋)と呼ばれる特別な筋肉も存在しています。 白筋は無酸素運動で使われる筋肉で、赤筋は有酸素運動で使われる筋肉です。筋肉の性質に合った刺激を与えることで、それぞれの筋肉を強化していくことができます。筋肉の数は誕生した
Diet Designer21 脂質の代謝:脂肪酸の性質
不飽和脂肪酸は摂取が推奨されるのに対して、飽和脂肪酸は融点(固体が融解する温度)が高く、常温では固形であり、血液中で固まりやすいことから、飽和脂肪酸を摂りすぎると動脈硬化のリスクが高まることが知られています。また、必須脂肪酸であってもn‐6系脂肪酸のリノール酸とアラキドン酸は摂りすぎるとHDL(高比重リポたんぱく)が低下することによって動脈硬化のリスクを高め、アレルギー疾患を悪化させることが指摘さ
脂肪代謝促進研究2 L‐カルニチンの研究
医薬品の効果を高めるのも、他の健康食品の効果を高めるのも細胞内のエネルギーが必要で、ミトコンドリアで作り出されたエネルギーは細胞内でだけ使われて、生化学反応を起こしています。全身の健康のためには、多くのエネルギーを作り出すことが重要であることから、脂肪代謝を促進する作用があるL‐カルニチンの選択と摂取について知ることが大切になります。 L‐カルニチンは高純度のものは特有の味があることから従来