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あくまでも噂話14「味方なのに邪魔をする人」

お役所の足の引っ張り合いは昔から言われることですが、全員が定年退職まで在職できるという地方公務員のような条件であれば、そんなに足を引っ張るようなことはないはずです(ないと信じたい!)。 ところが、足の引っ張り合いは当然のことで、同期の人間の出世を少しでも遅らせたいというのは霞が関のお役所では普通に見られることでした。 公務員は失敗をしても、犯罪行為でもなければ馘首になるようなことはありません。


認定講習の諺もじり12「二度あることは三度目の正直」その1

「二度あることは三度ある」というのは、良いことがあったら、それが続くことを表すために使われることがある一方で、悪いことが続いて起こることにも使われます。 日本メディカルダイエット支援機構が実施する資格認定講習は、初級、中級、上級の3段階方式を採用していて、初級資格認定者は中級講習を受講して、試験に合格すると中級認定者となります。さらに上級講習を受講して試験に合格することで上級認定者となることがで


サプリ概論165 緑茶の有効成分の摂取タイミング

緑茶には特徴的な抗酸化成分のカテキンが含まれていますが、そのほかにも興奮作用があるカフェインも含まれています。カフェインには興奮作用があり、自律神経の交感神経の働きを盛んにします。交感神経の働きが強くなると、心身ともに興奮状態になり、眠気が覚めることから、起床後や仕事をするときに緑茶を飲むことがすすめられます。 それと同時に、カフェインによって交感神経の働きが盛んになると、脂肪細胞に蓄積されてい


Medical Diet86 インスリンの分泌能力でダイエット法が違う

日本人は歴史的に食べてきたものが低エネルギー量であったために、体脂肪を多く蓄積するためのホルモンであるインスリンの分泌が少ない体質となりました。インスリンというと血糖値を下げるホルモンという認識をされていますが、これは全身の細胞にブドウ糖を取り込むためにインスリンが必要だからです。取り込まれたブドウ糖のうち、エネルギー源として使われなかったものは、ブドウ糖が結合したグリコーゲンとなって保存されます


あくまでも噂話13「良質なたんぱく質の正体」

不足を補う時代には、食物栄養学と呼ばれる食物に含まれる栄養素の性質と量が重視されました。農薬や食品添加物、有害物質などによる健康被害が叫ばれるようになると細胞栄養学、分子栄養学が注目されるようになりました。飽食になり、生活習慣病が増えてくると食べるほうの人間を中心とする人間栄養学に移っていきました。 健康維持に必要なものを摂るために食事をするのは大切であっても、その食品の中に有害物質が含まれてい


学習支援60 中1ギャップの実態

モチベーション向上のための動機づけの割合としては、同一化的動機づけ、取り入れ的動機づけが多く、内発的動機づけが続き、外的動機づけは最も少なくなっています。賞罰のような外部からの圧力による外的動機づけは多くの子どもが受け入れにくく、実際には成績に好結果として影響していないことがわかります。 動機づけは、子どもの成長による心理的な変化によっても変わるものであり、特に影響を受けやすいのが中学校に移行す


発達栄養12 朝食を抜くとビタミンB群が不足する

全身の活動のためのエネルギーは、全身の細胞のミトコンドリアの中にあるTCA回路で作り出されています。ミトコンドリアはエネルギー産生の小器官で、その量は全細胞の重量の10%ほどにもなっているほど、生命維持のために重要な器官だということです。 TCA回路にはブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸が変化したピルビン酸、アセチルCoAを経て変化したクエン酸が使われます。このクエン酸が次々に変化して、その途中でエネル


あくまでも噂話12「粗食のすすめ」

栄養学の泰斗と呼ばれる先生から教えを受けて、今の知識を得たところがあり、その先生方の教訓話は今でも身に染みています。栄養学の視点は時代とともに変化して、教訓話も受け止め方が変わってきました。 西洋医学の医学者でもあっても、東洋医学の発想で健康づくりを目指す方もいて、現状の飽食に警鐘を鳴らす方々の中には、生活習慣病が少なかった時代の食事に戻すべきであるという考えをすることも少なくありません。 飽


脳の健康寿命67 脳の機能とEPAの関連性

魚を食べると頭がよくなるという話から、不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれる青背魚の漁獲量が多い地域で、DHAを入れたパンを学校給食に出すという実験が行われました。1年目の結果は頭がよくなる(知能指数の向上)という結果は出なくて、目がよくなる(視力の向上)という結果が出ました。これを続ければ、きっと望む結果が出るものと2年、3年と続けられたのですが、結果は1年目と同じで、この実験


発達障害サポーター47 サプリメント使用の考え方

発達障害の支援には、食の困難さの改善も重要項目として掲げられています。発達障害には感覚過敏から食べられないものが多く、発達障害の中でも自閉症スペクトラム障害では極端な偏食もみられます。食事で摂ることができない栄養素があるなら、それを補うものがサプリメント(supplement)なので、栄養補助食品を使うことも選択肢となってもよいはずですが、栄養は食事で摂るものと考える医師や栄養士などが、いまだに多