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サプリ概論164 緑茶の抗酸化成分のカテキン

緑茶には抗酸化成分のカテキンが含まれています。カテキンはポリフェノールの一種で、渋み成分の主成分です。抗菌作用もあって、名称の逸話として“菌に勝て”から名付けられたということが広まったことがありましたが、インド産のアカシア・カテキューの樹液から採れるカテキューに由来しています。 活性酸素を消去する抗酸化作用が強いのですが、抗酸化成分は植物の色素に多く含まれることから、緑茶の緑色の成分だと考えられ


Medical Diet85 体脂肪のエネルギー量は27日分

体重やウエスト周りを気にする人は多くても、体脂肪率までは気にかけている人となると少数派です。体脂肪は内臓脂肪と皮下脂肪を合わせたものを指しています。健康的な体脂肪率は年代によって異なるのですが、60歳以上では15%を下回らないようにすることがすすめられています。 体脂肪率が15%とすると体重が60kgでは9kgの体脂肪が蓄積されていることになります。体脂肪1kgはエネルギー量では7200kcal


記念日5月10日〜16日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 5月10日 黄金糖(大阪府大阪市)が黄金(05)糖(10)の語呂合わせで「黄金糖の日」と制定。毎月10日は「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)。 5月11日 全国ご当地スーパー協会が、ご(5)とう(10)ち(1)の語呂


あくまでも噂話11「村八分の逆転」

村八分という感覚は、都会にいたときだけでなく、生まれてから高校までを過ごした地方においても“死語の世界”(死後の世界ではなくて)でした。生まれ育った地域は知人だらけで、出身地域による差別という人権問題は残っていたものの、排除する側の内々にいたので、歴史の言葉というくらいの感覚しかありませんでした。 東京で44年間過ごして、新たな仕事を呼びかけられて、岡山まで移住したときには、余所者(よそもの)、


認定講習の諺もじり11「オンをオフで返す」その2

「恩を仇で返す」をもじった「オンをオフで返す」は、つまらないと感じさせるような話をしたときに聞いている方からの反応を表しています。資格認定講習で話したことに質問があったときに、それを無視するように講習テキストに沿った話を続けるようなことも「オンをオフで返す」態度となってしまうのですが、そんなことでは受講者からも「オンをオフで返す」というリアクションなしの面白くない講習にもなりかねません。 コロナ


発達栄養11 朝食抜きでは脳のブドウ糖が不足する

ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、脳細胞には三大エネルギー源のうち脂肪酸、アミノ酸は入ることができず、ブドウ糖だけが毛細血管から脳細胞に入ることができます。ブドウ糖が多く含まれた糖質(ご飯、パン類、麺類、砂糖など)を多く食べていれば、脳細胞に多くのブドウ糖が取り込まれ、それを長く使い続けることができるということであれば、脳がエネルギー不足になるようなことはありません。ところが、脳は、そんな単純な


あくまでも噂話10「両雄並び立たず」

先生と呼ばれる人がいる組織には、あまり近づかないようにしています。もちろん今の話で、移住前の東京にいたときには医学系の学会の仕事をしていて、その中の著名な方とも個人的に付き合ってきていたので、周りは先生だらけでした。出版関係の仕事でもテレビ関係の仕事でも先生だらけで、先生に近づかなければ生きていけないような生活をしてきました。 そもそも親戚にも大学教授や医師が、それぞれ複数いて、大学で講義をする


サプリ概論163 インスリン分泌促進のエラグ酸

ダイエットサプリメントの素材として人気が高まっているものにエラグ酸があります。ダイエットサプリメントは新たな成分、他とは異なるメカニズムのものが選ばれる傾向があります。エラグ酸は膵臓から分泌されるインスリンの働きを高めることで血糖値(血液中のブドウ糖の量)の上昇を抑える作用があり、血糖値が低めになることによって、継続的にインスリンが分泌されるのを防ぐことによって、肝臓で合成される脂肪酸を減らすとい


Medical Diet84 メディカルダイエットは男女で方法も結果も違う

女子レスリング選手の体重コントロールは、男子選手のように筋肉量を増やす、脂肪量を減らす、もしくは逆に筋肉量を減らす、脂肪量を増やすという方法は使いにくくなっていました。体重コントロールの対象となっていたのは、まだ成長期にある若い選手で、体脂肪を増やすようにホルモンが多く分泌されている時期に、男子選手と同じ手法は使えなかったからです。 この体重コントロールのチームに参加して、入浴の温度によって、そ


あくまでも噂話9「お願い事の支払い」

「食事をしながら話をしよう」と誘われたら、財布に大金を入れて出かけることは普通はありません。間違っても割り勘以上の支払いはないというのは通常の感覚です。ところが、お役人が相手だと、それも霞が関でのこととなると、話が違ってきます。何か重大なお願い事をしたあとのことであったら、財布をパンパンにして出かけなければ安心ができないところでしょうが、急に言われることがあるので、財布の中にお札がない状態は怖くて