最新情報
ポストコロナ「二度あることは三度目の正直」3
日本メディカルダイエット支援機構が本部を岡山に移して、地方での健康づくりを進めるために、東京では全国規模の情報収集を行い、岡山から全国に発信していくというスタイルになりました。地方創生の根本は住民の健康づくりであって、それが成し遂げられてから、そのお裾分けを全国から来てくれる方にするという方法が正しい、と言い続けています。しかし、地域に人を呼んで、地域で体験してもらい、地域のことを知ってもらって、
内臓脂肪が減ると皮下脂肪が減るというのは本当か
ダイエットの常識として、これまで内臓脂肪と皮下脂肪の関係性を伝えてきました。それは内臓脂肪が減らないと皮下脂肪が減らないということで、このことが理解されていないとダイエットが成功しているのに、これを失敗ダイエットだと勘違いして、せっかくの効果がある方法を途中でやめてしまうということが起こっていました。だから、重要な情報として講習などで伝えてきたわけです。 内臓脂肪は肝臓で合成された中性脂肪が貯蔵
発達栄養学140 朝食を食べていない子どもの対応
文部科学省の食育推進基本計画では、子どもに対する食育の推進の目標に関する事項として、朝食を欠食する子どもが多く存在している状況を改善していくことを掲げています。食育推進基本計画を進めるにあたっての調査では、小学校6年生のうち「朝食を毎日食べているか」という問いに対して、あまりしていない、まったくしていないと回答している割合は、平成27年度は4.4%でしたが、平成32年度までには0%を目指すこととし
ポストコロナ「二度あることは三度目の正直」2
「二度あることは三度ある」というのは、コロナ禍でいうと悪いことが繰り返し起こって出口が見えなくなっているようなことを指す諺(ことわざ)のようにも思われがちです。しかし、よい条件があれば二度目にあったことが、もう一度続いて起こるという良い意味にも使われます。 このへんは「柳の下の泥鰌(どじょう)」とは違うところです。今どきの若い世代は、この諺の変化形の「柳の下に二匹目の泥鰌を狙う」と聞くと、成功例
ビタミンとミネラルは一定でも有効性が述べられる
1997年にビタミンが、1998年にハーブが、1999年にミネラル(12種類)が食品として販売許可されました。それまでは医薬品成分だったわけですが、食品は医薬品のような有効性(効能効果)は述べることはできません。それは病気の予防・治療に使うことをイメージさせる表現を指しています。 しかし、ビタミンとミネラルは、どんな効果が基本的にあるのかを述べることができます。今では、いわゆる健康食品も1993
学習障害139 消化酵素が増えると代謝酵素が不足する
酵素は細胞の中で化学反応を起こす成分で、酵素が正常に働くことで細胞の働きを活性させ、消化・吸収・循環・代謝・排泄などの機能を正常に保つことができます。体内の酵素はタンパク質であり、肝臓でアミノ酸から合成されていますが、合成量は若いうちは多く、40歳を過ぎたころから減少していく傾向があります。だから、学習障害の改善には、あまり関係がないように思われるかもしれませんが、消化酵素が不足することで体内の酵
ポストコロナ「二度あることは三度目の正直」1
「二度あることは三度ある」という諺(ことわざ)があります。物事は繰り返し起こる傾向があることから、同じようなことが二度続けてあったときは、必ずもう一度繰り返されるので、失敗を重ねないようにしなければならないという戒めです。 感染症でいうなら、新型コロナウイルス感染は収束したかと思われても、収束せずに繰り返されるという意味になるかもしれませんが、実際には収束していないのに“何か理由があって”緊急事
コンニャクが水溶性食物繊維でなくなった瞬間
食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があって、不溶性食物繊維は植物の葉や根、穀類や豆類の殻に含まれ、水溶性食物繊維は以前は「コンニャク、海藻、キノコ、果物」に含まれると言われていました。以前は、と断っているのは今では違っているということです。最近の書籍を見ても、以前のままというものも少なからずあるのですが、新たな常識ではコンニャクは水溶性食物繊維が多く含まれる食品とはされていません。 コンニ
発達栄養学139 食育推進に当たっての目標
食育を国民運動として推進するためには、多くの関係者の理解があって、共通の目標を掲げて、それを達成することを目指して連携・協働して取り組むことが有効となります。音頭を取るのは国や地方公共団体ではあっても、学校でも家庭でも実効性がある方法に取り組めるように教師や保護者の認識も問われることになります。 そこで食育推進基本計画では、食育推進に当たっての目標として15の項目を掲げています。これを見ると、一
ポストコロナ「安物がいいの銭失い」3
同じ商品であれば価格がやすいものを選ぶのは当たり前の消費者の感覚です。通信販売はネット全盛期になって、数多くの販売サイトの中から選択するようになって、少しでも安いものが選ばれることから究極の薄利多売で稼がなければならない時代になりました。それに加えて、感染蔓延によって店に買いに出られないことから、これまで通信販売をしてこなかった人までネット販売を利用するようになりました。 “安かろう悪かろう”で