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便秘を解消すれば免疫力が高まる
便秘は単に排泄がない日が続くことではなく、排泄がないことによって腹痛などの痛みや不快感を伴う状態を指しています。日本人の平均排泄回数は週に7回なので、ほぼ毎日出るのが普通という感覚です。そのために1回でも出ない日があると便秘だと考えてしまう人もいます。しかし、痛みや不快感がない場合には、便秘とは言わないというわけです。 便秘の定義は、実際のことよりも、人それぞれの感覚ともなっていますが、便通がよ
学習障害児の教育の合理的配慮の観点
文部科学省の「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」には発達障害に関する部分があり、学習障害がある子どもの教育における合理的配慮の観点について紹介します。 学習障害のある子どもの教育に当たっては、どのような場で教育をするにしても、次のような観点の配慮を検討する必要があります。 (1)教育内容 ①学習上または生活上の困難を改善・克服するための配慮 読み書きや計算などに関して苦手
Withコロナ時代の高齢者の運動
新型コロナウイルスは戦って抑え込んで終息させるものという認識から、感染拡大までは進まない状態で少しは感染者がいるという収束を目指して活動するということに世の中の動きが変化しました。高齢者は感染しやすく、生活習慣病の人も感染しやすく、ということで高齢で生活習慣病がある人の場合には特に感染しやすくなっています。 新型コロナウイルスが存在する社会で、3密を避けながら健康づくりのための活動をするのは大変
歩いて作ったエネルギーで全身の細胞を働かせる
全身の細胞で使われるエネルギー物質は、それぞれの細胞の中で発生します。そして、その細胞の中でだけ使われます。いわば地産地消型のエネルギーで、全身の細胞を活性化させようと思ったら、部分的な運動ではなくて、全身運動が必要となります。その点では歩くことは、首から上は充分には動かせないものの、全身の90%ほどの筋肉は使うことになります。筋肉への刺激は弱めであったとしても使う部分が多く、しかもきつい筋トレと
自律神経調整で免疫を向上
自律神経は交感神経と副交感神経に大きく分かれ、それぞれ逆の働きをしています。心臓の働きは交感神経によって盛んになり、副交感神経によって抑えられます。多くの内臓や臓器は交感神経がメインで、副交感神経がサブとなっているのですが、消化と吸収は違っていて、交感神経の働きが盛んになると胃液の分泌量が減り、腸壁からの吸収量が減り、腸の蠕動運動も低下するようになります。交感神経が盛んに働いて心身ともに興奮状態に
学習障害児の教育の場と教育機能2
文部科学省の「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」には発達障害に関する部分があり、学習障害がある子どもの教育の場と提供可能な教育機能について、前回に続いて紹介します。 指導内容についてですが、学習障害のある子どもに対する通級による指導では、通級による指導を行うに当たっては、特別支援学校の学習指導要領における自立活動を参考にした指導を中心にしながら、学習障害の特性や、子ども一人ひと
新しい生活様式としてのクールマスク
新型コロナウイルスの感染防止のために、マスクをつけての日常行動が新しい生活様式とされる中、熱中症予防とのバランスからマスクの着用を戸惑う人も少なくありません。暑い季節にマスクをすることは呼気による放熱が妨げられ、マスクが密着した皮膚の温度も上がることから体温上昇が起こります。それでもマスクの必要性を感じている人のために、繊維メーカーや衣料品メーカーが機能性素材を用いクールマスク、冷感マスクを開発し
熟睡のためのウォーキング
ウォーキングをすると適度に疲労感があり、これが睡眠を促してくれることになります。ウォーキングといっても、ダラダラと歩くのではなく、少なくとも時速5km以上の元気のよい歩行スピードで歩くことを指していますが、ウォーキングと睡眠との関係について示したのはアメリカ睡眠財団です。 調査対象は23〜60歳の成人1000人で、まず発表されたのは運動習慣のある人とない人では睡眠時間については平均7時間程度で差
免疫強化の食材の伝えどころ
感染症に打ち克つ免疫力をつけるための生活法、中でも食品は注目されています。免疫力といっても風邪くらいにしか効果がないものから、悪性腫瘍にまで効果があることが確認されたものまで、さまざまですが、その情報を発信するほうからすると、どうしても特定の食品の効果を強調しがちです。日本メディカルダイエット支援機構の主要メンバーが参加した食品キャンペーンでは、価格が高めでも有効性が確認されているものを積極的に摂
学習障害児の教育の場と教育機能
文部科学省の「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」には発達障害に関する部分があり、学習障害がある子どもの教育の場と提供可能な教育機能について紹介します。 通級による指導の対象については、「全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示すもので、一部特別な指導を必要とする程度のもの」(平成25年の初等中