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ビジネス会話の「さしすせそ」
和食の「さしすせそ」と言えば、といったクイズ番組の定番に、最近の若者がトンチンカンな答えをするのを見て楽しもう(笑おう?)という主旨で放送されていますが、頓珍漢(トンチンカン)のほうはスルーして、正解は砂糖(さ)、塩(しお)、酢(す)、醤油(せうゆ)、味噌(そ)です。ただ語呂合わせをしただけでなくて、この順番に味つけしていくという話がミソとなっています。 今回の本題は、これではなくて、ビジネス会
人事は他人事なのか
ビジネスに関する文章を読んでいるときのこと、会社の人事のことを説明しているものと思っていたら、自分のことではないというような内容になり、「人事は自分のことではないか」と思いながら、さらに読み進めていると文字の間違いであることに気づきました。書かれていたのは“人事”のことではなくて“他人事”でした。パソコンの文章ソフトで「ひとごと」と打つと、普通は“他人事”と変換されますが、“人事”と変換されること
フルーツの食物繊維が悪玉菌を減らす
フルーツは甘みが強いために酸味を強く感じないものの、フルーツにはクエン酸、リンゴ酸などの有機酸が多く、酸度が高く、腸内の酸性度を高めていく作用があります。近年は若者が酸味を嫌う傾向にあり、品種改良によって甘味が強いフルーツが開発されています。 フルーツの糖分は善玉菌を増やすように作用しています。というのは、善玉菌の主な栄養源(エサ)となるのは糖質と乳製品に含まれる乳酸で、糖質が多いほうが善玉菌は
フルーツの食物繊維と腸内環境の関係
日本人は腸内環境がよい国民とされてきましたが、近年では疑問が抱かれるようになってきています。日本人の便通の回数は平均すると週に7回で、ほぼ毎日便通があるのが平均となっているのに対してアメリカ人は週に5回が平均で、1週間に2日は便通がなくても当たり前の状態となっています。 これには食生活が関係していて、食事で摂る野菜やフルーツが多く、食物繊維の摂取量が多いほうが便通はよくなります。食物繊維には水に
フルーツの抗酸化成分の種類
活性酸素を消去する抗酸化作用は身体の中に備わっています。身体の中には活性酸素を消去するSOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)、グルタチオンペルオキシターゼ、カタラーゼの3種類の酵素が備わっています。これらの抗酸化酵素の働きを高めるためには、亜鉛、銅、マンガン、セレン、鉄といったミネラルが必要になります。これらのミネラルはフルーツの中でも、特に色の濃いものの中に多く含まれています。 これらの
紫外線が強いほどフルーツの抗酸化成分が増える
フルーツの特徴の一つである色鮮やかな色素には、活性酸素を消去する強い抗酸化力があります。活性酸素は電子のバランスが崩れた酸素のことですが、欠けている電子を他のものから奪って普通の酸素に戻る性質があります。電子が身体の細胞から奪われると細胞が破壊されやすくなります。細胞が破壊されたところが血管なら、そこが傷つきやすくなり、その血管によって新鮮な酸素と栄養素を送られている器官は機能が低下していくことに
脂肪をおいしく感じる理由
脂肪のおいしさは、舌で溶けることによって感じるので、不飽和脂肪酸の割合が多い豚肉の脂肪は甘く感じます。魚ではマグロのトロには不飽和脂肪酸が多く含まれ、溶けやすいので特に甘みを感じやすくなっています。 アイスクリームやチョコレートには植物油を加えたものもありますが、これは材料不足や価格の問題だけでなく、溶けやすい脂肪であることから、おいしさを感じやすいという理由もあげられています。 脂肪は単独で
脂肪は種類で溶ける温度が違っている
砂糖が使われたものを食べておいしく感じるのは、ブドウ糖が満腹中枢を刺激して、幸福感を生み出すためだということは、よく知られています。しかし、脂肪が含まれたものを食べておいしく感じる仕組みについては充分には理解されてはいないようです。 脂肪には「油」と「脂」があります。脂肪(油脂)は脂肪酸とグリセライドによって構成されていて、その性質は脂肪酸の種類で決まっています。肉類には飽和脂肪酸が多く、魚には
ダイエットの大敵のチョコレートとアイスクリーム
チョコレートはエネルギー量が高く、砂糖と脂肪の量が関係しています。チョコレートはカカオ分が35%以上あり、苦味を抑えるために砂糖が多く使われます。ココアバターはカカオ豆の脂肪分で18%以上となっています。カカオ分の代わりに乳製品を使用したタイプではカカオ分は21%と少なめですが、乳固形分はカカオ分と合わせて35%以上となっているので、脂肪の量は案外と多くなっています。ミルクチョコレートはカカオ分が
スイーツのエネルギー量を知っておく
スイーツのエネルギー量は、「日本食品標準成分表」で知ることができます。これは農林水産省から5年ごとに発表されている食品に含まれている各栄養素の平均値の一覧表で、現在使われているのは2015年版(七訂)です。その中にフルーツ(生フルーツ、ドライフルーツ、フルーツジュース、フルーツジャム)、スイーツ(和菓子、洋菓子、菓子パン、ケーキ、デザート、ビスケット、スナック、キャンデー、チョコレート、アイスクリ