101 ブルーライトで自律神経が乱れると太る

朝の日光にはブルーライトという、その名の通りの青い光が多く含まれています。青い光であっても必ずしも青く見えるというものではなくて、太陽光の白色光や蛍光灯などの光にも含まれています。このブルーライトを朝の早い時間に全身に浴びると自律神経の交感神経が刺激されて、脳が目覚めます。しっかりと目覚めると1日を通じての自律神経の働きが整えられて、昼間には心身ともに活性して、夕方以降は抑制的になって、眠りにつきやすくなります。
日光は季節によって強さと日が沈む時間は異なってきますが、夕方になってもまだ明るいようでも日光の中のブルーライトは減っていて、交感神経の働きが弱まっています。だから、ブルーライトの心配はないのかというと、室内にもブルーライトは存在しています。蛍光灯の明かりにも含まれているものの、LEDに比べたら少ないものです。LEDの光は照明だけでなく、テレビやパソコン、スマホ、ゲーム機の画面にも含まれています。
ブルーライトを浴びると脳は昼間だと勘違いをして、本来なら睡眠を促すホルモンのメラトニンが分泌されにくくなり、眠りにつきにくくなり、熟睡しにくくもなります。深夜の0〜2時に熟睡していると成長ホルモンの分泌量が多くなり、この成長ホルモンを使って寝ている間に筋肉が増えるようになります。夜になってのブルーライトはダイエットにはマイナスになるので、少なくとも寝る寸前までのスマホは避けるべきだということです。