血圧が正常範囲を下回っている状態を指します。全身を循環している血流量の減少、心臓から送り出される血液量の低下、末梢血管の抵抗などが原因として考えられています。低血圧は基準が示されておらず、収縮期血圧(最大血圧)が80mmHgが参考値とされています。低血圧は軽度では自覚症状は起こりませんが、頭痛、めまい、全身倦怠感、不眠、寝起きの不調、食欲不振、下痢、便秘、腹痛、動悸、息切れ、不整脈、発汗、冷えなどの症状を起こすことがあります。 〔参照〕血圧、高血圧