拒食症

太ることへの恐怖心や心的要因から食べる量が激減し、極端にやせる摂食障害で、神経性食欲不振症とも呼ばれます。10代後半から20代に多く見られます。長期間にわたって適切な量の食事を摂ることができず、食べたあとに嘔吐したり、下剤を使うということをする例が見られます。低栄養から月経が止まる、不妊、低血圧や低血糖、血小板減少、筋力低下などの症状が現れます。拒食と過食は表裏一体で、拒食症から過食症へと移行する摂食障害の例も少なくありません。
〔参照〕過食症摂食障害低血圧