何らかの刺激によって生体に生じる歪みの状態をいいます。体外から加えられた有害な刺激によって生じる障害と、有害な刺激への防衛反応による障害があります。元々は材料力学上の言葉で、刺激が継続すると物質の内部に生じる歪みを意味しています。ストレスを発生させる原因となる刺激(ストレッサ―)を受けると、交感神経の働きが盛んになりすぎ、興奮ホルモンのアドレナリンが多く分泌されて、心拍数増加、筋肉血管拡張、呼吸数増加、気管支拡張、筋収縮力増大、血糖値上昇などが起こります。
〔参照〕交感神経、心拍数、血糖値、ストレッサ―