動物の体内の内分泌器官などの器官で合成、分泌され、血液を通して循環し、特定の器官で代謝、成長、活性化などに作用する生理活性物質のことです。体内で作用するホルモンの量はスプーン1杯ほどとされ、わずかな量の増減でも体に大きな影響を与えます。細胞のホルモン受容体と結合することによって作用します。生活習慣病に関わるホルモンとしては、膵臓のランゲルハンス島から分泌される血糖値を降下させるインスリン、グリコーゲンの分解を促進して血糖値を上昇させるグルカゴン、副腎から分泌されてストレス反応を起こすアドレナリン、性ホルモンなど50種類以上が認められています。
〔参照〕血糖値、ストレス、生活習慣病