体内の脂肪細胞に蓄積された脂肪で、エネルギーの蓄積、細胞膜など材料の保持、体温の保持、内臓を守るなどの役割があります。標準的な体脂肪の割合は男性が15~19%、女性が20~25%で、体脂肪率が男性で25%、女性で35%を超えると肥満と判定されます。体脂肪が多く蓄積される部位によって下体型肥満(洋ナシ型)、上体型肥満(リンゴ型)、内臓につく内臓脂肪型肥満、腹部の皮下につく皮下脂肪型肥満に分けられます。上体型肥満と内臓脂肪型肥満は生活習慣病のリスクが高いことが知られています。
〔参照〕脂肪細胞、肥満