体内で産出される活動のために必要なエネルギーの老廃物(燃えカス)が尿酸で、食物中に含まれるプリン体を材料に作られます。尿酸値(血液中の尿酸の量)が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症となり、9.0mg/dlを超えると痛風発作の危険が高まります。尿酸の20%ほどが食品に含まれるプリン体で、内臓肉、干物、ビールなどに多く含まれます。プリン体が少ないビールであっても、アルコールは尿酸の合成を増やすことから、尿酸値が高い場合にはアルコール摂取が全体的に制限されます。 〔参照〕痛風、プリン体