心筋梗塞などの心疾患を起こした患者の身体機能の回復と生活の質(QOL)の向上、再発防止を目的とした病院施設内で実施される運動療法のことです。入院期間中だけでなく退院後、二次予防のためにも実施され、ベルトコンベアの上を歩くトレッドミル法、自転車のペダルをこぐエルゴメーター、フィットネス運動といった有酸素運動が心臓リハビリテーション指導士(日本心臓リハビリテーション学会認定)や医師、健康運動指導士などの指導のもとに行われます。運動強度の目標は3メッツで、歩行程度の強度で実施されます。
〔参照〕心筋梗塞、心疾患、有酸素運動