運動は有酸素運動と無酸素運動に大きく分けられます。無酸素運動は息を止めても行うことができるレジスタンス運動で、筋肉の白筋(速筋)を主に刺激して、短時間で疲労が起こります。無酸素運動はブドウ糖やグリコーゲンを酸素を使わずに乳酸に分解し、エネルギーとして燃焼させます。無酸素運動によってグリコーゲンが分解されると疲労物質である乳酸が作られます。短距離走や筋力トレーニングが該当します。短時間で筋肉を強化することができ、基礎代謝を高めることができる利点があります。有酸素運動の種目であっても、脈拍が130を超えると身体の負荷が強くなり、酸素の供給量が不足するため無酸素運動となります。
〔参照〕基礎代謝、ブドウ糖、乳酸、脈拍、有酸素運動