水に溶けにくく、油脂やアルコールに溶ける性質があるビタミンで、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKが該当します。脂溶性ビタミンは食品の水洗いや加熱調理による損失が少なく、油脂と一緒に摂取することで吸収率が高まります。脂溶性ビタミンは脂肪に溶けたまま肝臓や脂肪細胞に蓄積され、体内で過剰になると頭痛や吐き気、貧血、血圧低下などの過剰症を引き起こします。 〔参照〕脂肪細胞、水溶性ビタミン