心臓の拍動によって血液が送り出されるときに、血圧の上昇によって大動脈が拡張して生じる波動のことです。その波動が1秒間に5m以上の速度で動脈の末梢に伝わり、脈拍として感知されます。心臓の拍動を末梢で測定して心拍数を知ることができます。成人の場合は、1分間に60~80回が通常で、100回以上は頻脈、50回以下は徐脈といいます。律動が不規則なものは不整脈といいます。 〔参照〕心拍数、不整脈