血液中のブドウ糖の値(濃度)のことです。空腹時には70~110mg/dlほどで、ブドウ糖が含まれる食事をしたあとに高い値を示します。血糖値が上昇しすぎた状態を高血糖といいます。高血糖状態が長期に継続すると糖尿病のリスクが高まります。ブドウ糖が含まれる食品中の糖質が胃で分解され、ブドウ糖が腸から吸収されて血液中に取り込まれることで血糖値が上昇します。血液検査では、高血糖、低血糖の判定に利用されます。血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが分泌され、ブドウ糖を筋肉に取り込んでエネルギーとするように働きかけます。
〔参照〕インスリン、血液検査、糖質、糖尿病、ブドウ糖