習慣化された行動パターンを改善するように変えることをいいます。生活習慣病は、食事や運動などの行動パターンが変えられないことから起こりやすいため、生活習慣病予防、メタボリックシンドローム対策には行動変容プログラムがすすめられます。メタボリックシンドローム対策としては、中高年の運動療法や栄養指導、禁煙などの指導が行われます。行動を変える場合には無関心期、関心期、準備期、実行期、維持期の5つのステージを通ると考えられ、このステージに合わせた行動のモデルが行動変容ステージモデルです。これは1980年代に禁煙の研究から生まれました。
〔参照〕生活習慣病、メタボリックシンドローム