血液細胞の一つで、色は赤く、肺から入った酸素をヘモグロビンと結びつけ、全身に運び、二酸化炭素を運び去る役割をしている。体内には約20兆個あり、寿命は約120日となっている。大きさは10μm(マイクロメーター/1μmは0.001mm)ほどで、毛細血管の8μmよりも大きいが、つぶれる形で通過している。骨髄で作られており、赤血球の数が減ると貧血になる。喫煙や激しい運動によって酸素不足の状態になると酸素供給量を保つために赤血球の数が増えると、増えすぎると流れが悪くなり、血管が詰まりやすくなる。
〔参照〕白血球、貧血、ヘモグロビン