Medical Diet13 家元制度の3段階方式を採用

資格認定講習には、単独の資格だけで実施されるものもあれば、複数の資格を合わせて一つの資格認定制度としているものもあります。後者は初級、中級、上級といった形でランク付けしているもので、例えば、初級○○指導士、中級○○指導士、上級○○指導士といった方式で、初級の認定者が次に中級資格認定講習を受講して、合格したら次に上級資格認定講習というようにランクアップしていきます。
前者の単独の資格といっても、講習で教える立場の講師を別に育成する制度を設けているところがあります。講師となるには受講して試験に合格しないといけないので、講師という名の上級資格のようだと考えることができます。
下位の資格認定者が上位に上がったら、上位資格認定者として下位の資格認定講習で講師ができるという形は、日本の伝統的な家元制度の資格認定と似ているところがあります。茶道や華道の家元制度の資格認定では、講習会の開催は本部が行い、その講師として上位の資格認定者が派遣されるのが通常の形です。講師は講師料をもらって、自分の知識を伝える役割で、講師が受講者を募集して開催しているわけではありません。
こういった馴染みがある資格認定の形は、上位資格認定者が下位の資格認定講習を責任をもって実施するということで、上位資格認定者は常にレベルを保つ努力が欠かせません。資格を取得したら、そこで気を緩めるのではなく、しっかりと勉強をし続けて、先生と呼ばれる立場を維持しよう、さらに向上しようという頑張りが、家元制度を持続するモチベーションであり、パワーとなっています。
このよき伝統を活かそうと考えて、メディカルダイエットの資格認定講習は家元制度を見習い、3段階制度を採用しています。上位資格認定者が募集も開催もして、これを本業の仕事とすることは大変であっても、副業としては継続できる仕組みということで、今の時代に合った方法であるという認識もあって、無理なく教えていくことができる方法としています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)