資格認定講習の中には、資格を取ったら、それで終わり、その後のフォローもないという例もあります。そこまでいかなくても、資格を取ったあとには会費を徴収して、定期的に情報を発信したり、質問に答えるというサービスをしている団体は多く存在しています。それがいけないといっているわけではなくて、サービスとして行っているので、講習内容に比べたら学ぶべきレベルは低いと思われます。
それに対してメディカルダイエットの資格認定講習は、資格認定後の情報発信に力を入れています。これはメディカルダイエットという健康や生活に関わることを講習していることが大きく関係しています。健康に関わることは常に変化していて、更新も頻繁に行われています。前に学んだことが、場合によっては間違いになっていることもあり、それを知らずに間違いを他の人に伝えることにもなりかねません。
一般には資格認定試験は“卒業試験”の位置付けですが、私たちの講習と試験は合わせて“入学試験”と同じだと認識しています。学んだあとに次々に入ってくる情報を選別して、正しい情報を身につけていくことが大切であるとの考えで、定期的に情報発信をしていきます。重要な更新情報があったときには、講習テキストと変わらないような内容の情報を提供します。
では、講習テキストと講習に力を注いでいないのかというと、そんなことはなくて、資格認定後にしっかりと学んで実践に活かしてもらうためには、相当の情報量が必要になります。だから、座学講習だけでは足りないと考えて、座学講習に通信講習を加えています。
日本メディカルダイエット支援機構では、2010年4月から毎週1回、健康・医学関係の情報を収集して「健康情報メール」として関係先に発信しています。この健康情報の元ネタは資格認定者には専門的すぎて難しいかもしれませんが、これも別に発信していきます。情報には、まだ上があるということを知っておいてほしいからです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)