早食いは太る原因になるのなら、ゆっくりと時間をかけて食べようと考えても、朝食は短時間で済ませることが多く、昼食も学業や仕事の合間では時間を長くとることはできません。せめて夕食くらいは時間をかけて食べてほしいところですが、全体で30分以上の時間をかけることは少なくなっています。夕食後にも仕事や勉強(だけでなくて遊びも)があると、短時間で済ませることが多くなりがちです。
食べすぎを抑えるためには、満腹中枢が働き始めるまでの15分は食事の時間として、食事の後半では満腹を感じて、もう食べたくないというところまで引き延ばしてほしいところです。どうしても短時間になりがちな人には、口に入れて噛むときには箸を置いて噛むことに集中することがすすめられます。咀嚼は前歯で粗く噛み、奥歯ですりつぶして消化しやすい状態にすることを指していますが、そのためには少なくとも一口について20回、できれば30回は噛むようにしたいものです。
あまりに軟らかいものだと30回も噛んでいたら、液状に近くなってしまうこともあるので、30回噛もうというよりも、30回噛めるものを食べようというのが正しい表現になりそうです。
ダイエットのために食事時間を長くする方法として、メル友ダイエットが以前からすすめられていました。今ではフェイスブックダイエットとなるのかもしれませんが、食べるものを写真で撮影して、少し食べたあとに、一緒にダイエットに取り組んでいる友達に送信します。その感想などを述べあっているうちに15分以上の時間をかけるという方法です。
食事をしている途中で電話がかかってきて、話をしているうちに食欲がなくなったということを経験している人も多いかと思いますが、これは時間が経つうちに血糖値が上昇して満腹中枢が働いた結果です。これと同じことをスマホの機能を活用して行おうというわけです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

