日本メディカルダイエット支援機構は、「メディカルダイエット」を冠した資格認定ができる団体として「メディカルダイエットアドバイザー」の認定講習をしています。この資格認定を東京で実施していたときには300人以上の受講者がいて、合格率が95%という高さで、それだけの数の認定もしてきました。
認定者が多かったのは受講者が限られていて、美容関係の商品販売の会社との連携で始めたこともあり、受講者の9割ほどがエステティシャンで、それに合わせた講習内容と試験にしたからです。エステの仕事はメディカルではないのに、メディカルダイエットと名がついた資格がもらえる、店の紹介に使える、資格認定者が「メディカルダイエットアドバイザー」のプレートをつけて仕事ができるということだけでの人気講座だったようです。
更新をしている資格認定者で、希望している方には情報を発信し続けていますが、今は多くの要望があるサプリメントの情報も提供することができています。当時は、要望を受けても連携した会社の商品の関係もあって、ほとんど講習で伝えることはできませんでした。
サプリメント・健康食品の講習としては、厚生労働省による「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方について」に従って、各団体が認定を始めたときに法律講習から始めて、徐々に成分の機能性について講習をしてきました。
しかし、その講習の対象者は健康食品業界と呼ばれる販売側の人であって、消費者が知りたいことを伝えるという講習ではありませんでした。そのような講習を企画したこともあってのですが、どうしても業界からの要望がある法律講習が中心であって、消費者が知りたいことを教えることはできないまま過ごしてきました。
岡山に移住してからは、余計な規制は取れたものの、3年間は移住目的とは違ったことによって仕事が失われた状態で、次の3年間は発達障害児支援の活動に時間を割かれていました。そして今、時間が自由になったことから、生理学研究に基づいた「メディカルダイエットアドバイザー」の認定講習(初級、中級、上級)を始めました。その中級認定者以上を対象として、発達障害児の改善を栄養面からアプローチするDNA認定講習のために認定講師養成講習を始めました。
そして、同じく中級認定者以上を対象として、新たにSPSP認定講習を始めることにして、認定講師養成講習に取りかかっているところです。発達栄養とサプリメント講習の関わりについては「supplement NAVI 2」で紹介しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕