インド南部や熱帯アフリカなどに自生するガガイモ科のツル性植物で、ギムネマ・シルベスタとも呼ばれます。葉に含まれるギムネマ酸には舌の甘味を感じにくくさせる作用があります。舌の甘味を感じる受容体に結合して、甘味の感覚を麻痺させます。甘いものへの欲求が減るとともに、ギムネマ酸は小腸でブドウ糖を吸収する受容体と結合することで余分なブドウ糖が吸収されなくなり、体外に排泄されます。受容体との結合は徐々に解除されていきます。このことによって、血糖値の急上昇が抑えられ、インスリンの分泌が抑えられることで脂肪の蓄積も抑えられます。