インド原産のシソ科の植物で、インドでは根が伝統的に滋養強壮目的で用いられてきました。有効成分のジテルペン化合物フォルスコリアは、脂肪細胞のβ3アドレナリン受容体を介さずに脂肪細胞に蓄積される中性脂肪を分解します。また、AMP(アデノシン一リン酸)の産生を増加させ、交感神経系を介して食事誘導性熱産生を高めます。でんぷん消化酵素のα‐アミラーゼ、麦芽糖消化酵素のα‐グルコシダーゼを抑制する作用のほか、抗炎症作用、気管支拡張作用、血圧低下作用などもあります。