ミツバチが樹木から集めた樹脂とミツバチの分泌物の酵素が合成されたハチヤニと呼ばれるワックス状の物質で、巣の出入り口や隙間などに塗ることによって雑菌やバクテリアなどから巣を防御しています。プロポリスは3万~5万匹のミツバチの巣箱から、年間わずか40~60gしか採取できません。プロポリスの名称は、ギリシャ語のpro(前の)とpolis(都市)が合体した言葉で、巣を都市に見立てて、その前を守る物質という意味です。東ヨーロッパ諸国では古くから抗菌・消炎・鎮痛作用があることから、天然の抗生物質と呼ばれて、民間療法として広く使われてきました。色素成分のフラボノイドが豊富に含まれ、免疫を高める作用とともに、毛細血管を強化して血流を促進する作用があり、抗炎症作用、鎮痛作用、抗真菌(カビ)作用、抗腫瘍作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用、肝臓保護作用、抗糖尿病作用、放射線防御作用、抗喘息作用、毛細血管強化作用、抗アレルギー性、細胞活性作用、精神安定作用などがあります。