北アメリカ原産のキク科ヒマワリ属の多年草で、根の先端が肥大化して根塊になります。主成分のイヌリンは難消化性の果糖が約30個つながった多糖類で、吸収されにくく、ブドウ糖が含まれていないことから血糖値を上昇させないことが認められています。また、イヌリンの一部は胃の中でゲル状になり、糖質や脂肪の吸収を抑制し、排泄させるため、血糖値、中性脂肪値の上昇が抑制されるようになります。さらにイヌリンはビフィズス菌などの腸内細菌を増殖させるフラクトオリゴ糖に変化し、腸内環境を整え、便秘の改善、肥満の解消に役立ちます。