最新情報

セカンドステージ53 継続の仕組みづくり

始めることは簡単であっても、これを継続することは難しいということは、独立したり、新たなことに挑戦する人からよく聞くことです。 前回(セカンドステージ52)は、他人が決めた仕組みから脱却することが大切ということを書きましたが、今回のお題「継続の仕組みづくり」は前回と違うことを書いているのではないかと思われるかもしれません。 しかし、継続の仕組みは、何も新しい発想での挑戦だけで得られるもの


発達栄養学45 牛乳が苦手な子どもの対応法

牛乳が苦手で飲めない子どもに対しては、通常は冷たいものに抵抗があるなら温めて、熱いものに抵抗があるなら冷やしたままか常温で飲ませるようにするところから始めます。 これで効果が得られなかったら、味覚に問題があると考えて、子どもが好きなココア味やイチゴ味にする、牛乳と他の飲み物で牛乳の味を弱める、といったことが指導されます。 ところが、発達障害では特有のこだわりがあり、さらに自閉症スペクト


5月15日の記念日

「ヨーグルトの日」明治がヨーグルトのブルガリア菌を発表したイリア・メチニコフ博士の誕生日の1845年5月15日にちなんで制定。 「水分補給の日」サーモスが水分補給に最適な温度が5〜15度であることにちなんで制定。 「マイコファジストの日」日本きのこマイスター協会がきのこを好んで食べるマイコファジスト(食菌主義者)の普及活動のためにMay(5月)イコ(15)の語呂合わせで制定。 「


学びの伴歩17 早期発見・早期改善の責務

発達障害の早期発見のシステムが確立している海外では、早期支援が充実していることもあって、発達障害の実態が的確に把握されています。 我が国も2019年10月から始まった3〜5歳の障害がある子どもの児童発達支援の無償化と、これをきっかけとした発達障害の支援体制の拡大によって多くの対象者が発見されるものとみられています。 発達障害は脳機能の発達の偏りやズレがあるだけであり、障害者であるように


日々修行 番外 366回を目指す

「日々修行」の連載コラムは、“日々”とタイトルにつけたからには毎日書くのはルールみたいなものですが、どこまで書くのかは明らかにしてこなかったことです。 日本メディカルダイエット支援機構のホームページの「最新情報」は来年(2026年)1月に達成するであろう8888本を目標にしています。 自分のやってきたこと、やろうとしていることを「最新情報」というコーナー名に合わないことも書いているのは


日々修行258 一般社団法人の役割

財団法人と社団法人との付き合いの話の中で、公益財団法人と公益社団法人への移行について前に触れたのですが、一般社団法人については、あまり詳しくは書いてきませんでした。 自分にとって一般社団法人は身近な存在だったものの、一般社団法人と一般財団法人の制度が始まった2008年に特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構を設立したこともあって、設立の希望を受けても後回しにしてきたところがありま


学習特性サポート34 聴覚系に課題がある場合の読み書きのアプローチ

聴覚系に課題がある場合には、見て、聞いて、声に出すという読み書きの基本となる音読が困難になっています。 集団で音読をするときには周りに合わせて進められるものの、個人での読み書きとなると聞いたことを言葉にすることがスムーズにいかず、中でも長い文を読むことが難しいことがあります。 そのようなときには、短く区切って、それを読むことから始めて、徐々に長い文に慣れるようにしていきます。 覚


業苦楽20 確信犯の言い分

確信犯という用語は、間違った意味で捉えられていることが多く、用語の理解の違いによって人間関係の乱れや組織体制の崩壊にもつながりかねないと認識される要注意の用語です。 確信犯と聞くと、正しくないこと、よくないことだとわかっていながら行ってしまうことのように思ってしまいがちです。 そのように思って使っている人も多く、メディアも間違った使い方をしていることがあります。 しかし、これは間


5月14日の記念日

「けん玉の日」グローバルけん玉ネットワークが現代のけん玉の原型の日月ボールが実用新案登録された1919年5月14日にちなんで制定。 「マーマレードの日」ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会実行委員会がオレンジデー(4月14日)の1か月後を制定。 「ゴールドデー」ゼスプリインターナショナルジャパンがゴールデンルーキーの新人に五月病に負けないようにゴールドキウイフルー


日々修行257 教育の規格外

「規格外の人は天才だ」とまでは言うつもりはないのですが、規格外の人の中に天才と呼ばれる人が数多く存在しているのは事実です。 その天才を天才たらしめているのは、それぞれの才能を認めて、個性を伸ばすような環境を整えていること、同じ環境にあっても個性を伸ばすように接していることという考えがあります。 そのせっかくの個性を、効率化のためにつぶすようなことになっていないか、ということを伝えたくて