最新情報

金言の真理〔番外〕「働いて×5」

新語や流行語の中には、なぜ流行ったのかが翌年になったら忘れられて、その翌年には意味さえ忘れられている、というものも少なくありません。 そんな中で、必ずや長く語り継がれ、いつしか金言となるのではないかと言われているのが、2025年10月4日の自民党総裁選で当選後に新総裁が決意表明の中で述べた「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」です。 金言という表現は、皮肉を込めて使われることもあ


自業苦・業苦楽7 学びの時間は苦より楽だった

新潟県で生まれ育った私が上京して学んだのは東洋大学です。東洋大学の学祖(設立者)の井上円了先生は、新潟県来迎寺村(現在は長岡市)の浄土真宗の寺院の出身で、大学の図書館には仏教関連の書籍が、それこそ山のようにありました。 東洋大学は哲学館から始まった東洋哲学で有名でしたが、私が主に学んだのは法学部で、東洋哲学は特別聴講させてもらっていました。 たまたま大学受験のために聞いていたラジオ講座


時間塾29 睡眠不足の健康リスク

睡眠時間が極端に短いと、肥満、高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管疾患、認知症、うつ病などの発症リスクが高まることが、さまざまな研究で明らかになってきています。 日本人の男性労働者約4万人を7年間追跡した調査研究では、睡眠時間が1日当たり5時間未満の人は、5時間以上の人と比べて、7年間の追跡調査中に肥満になるリスクが1.13倍、メタボリックシンドロームの発症リスクが1.08倍と有意に上昇することが


食事摂取基準267 ナトリウム6

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの欠乏回避の「推定平均必要量の策定方法」の続きを紹介します。 〔推定平均必要量の策定方法〕 *成人・高齢者(推定平均必要量) 実際には通常の食生活においてナトリウム摂取量を0(ゼロ)にすることは不可能です。 古典的研究をレビューした結果として、座位で発汗を


食事摂取基準266 ナトリウム5

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの欠乏回避の「推定平均必要量の策定方法」を紹介します。 〔推定平均必要量の策定方法〕 ・基本的な考え方 腎臓の機能が正常であれば、腎臓におけるナトリウムの再吸収機能によって、ナトリウム平衡は維持され、ナトリウム欠乏となることはありません。 ナトリウム摂取量


12月13日の記念日

「ビタミンの日」ビタミンの日制定委員会が、ビタミンB₁の発見者の鈴木梅太郎が1910年12月13日に学会発表したことにちなんで制定。 「胃に胃酸の日」太田胃散が、胃を酷使する忘年会シーズンに合わせて胃に(12)胃酸(13)の語呂合わせで制定。 「大掃除の日」東和総合サービス(大阪府大阪市)が、正月事始め・煤払いの日に合わせて制定。 「伊達のあんぽ柿の日」ふくしま未来農業協同組合が


金言の真理70「お客様は神様です」1

金言の真理のタイトルで連載コラムを書き始めたのは、大事な言葉が別の意味、時には全く逆の意味に捉えられていることがあり、それについて“物申す”という気持ちもありました。 その最たるものとして早めに書こうと思っていたのが、今回のお題の「お客様は神様です」です。 “です”が被っていますが、「お客様は神様」ではなくて「お客様は神様です」にしたのは、“です”までを含めて大事なワードであり、深い関


児童発達サポーター13 サポーターへの期待1

児童発達サポーターを養成するための講習を実施するときには、何が期待されているのかということを初めに話すようにしています。 それは、同じ理解と認識を持って、発達障害児に対して優しく接するようにしてほしいという望みがあるからです。 1)発達障害に対して正しく理解して、偏見をもたない 障害という名前が使われていることから、発達障害は心身の障害であると勘違いされることがあります。また、周囲から理


食の不都合な真実21 米の残留農薬

今から30年以上前(1993年)の「平成の米騒動」のときのこと、記録的な冷夏と長雨による天候不順で米が不足して、海外から米が緊急輸入されました。しかし、輸入米(主にタイ米)で心配されていた残留農薬が思ったよりも少なかったという発表があります。 米は炊飯だけでなく、他の加工によっても口に入れる機会が多いだけに、残留農薬の不安は常に付きまといます。あまりに残留農薬が少ないという発表を受けて、検査


食事摂取基準265 ナトリウム4

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの欠乏回避の「必要量を決めるために考慮すべき事項」を紹介します。 〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕 適切な身体機能のために必要な最低限のナトリウム摂取量については十分に定義されていませんが、世界保健機関(WHO)のガイドラインには、僅か200〜500mg/日