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日々修行250 左利きの矯正
日本の文字は右利きを原則として作られているので、左利きには不利となるという認識がありました。そこで字を書く機会が増える小学生になる前に矯正されるということは当たり前のように行われていました。 左利きの割合は世界的には10%ほどです。日本人の場合には右利きが88.5%、左利きが9.5%とされています。残りの2%は何かというと両利きです。 自分のことで言うときに“二刀流”は言い過ぎかもしれ
学習特性サポート30 視覚系に課題がある場合の読み書きの困難さ
文が読めない子どもで、視覚系に課題がある場合には、繰り返し練習をしても文字を一つずつ拾って読む逐次読みが続くことがあります。 聞いて理解する能力は年齢相応か年齢以上であっても、読むことと文字を追うことが精一杯で、意味を理解しながら読むことができない状態が続きます。 これは視覚系に課題がある場合が多く、目と顔全体の動きを分離することが不十分で、目だけを動かして文字を追っていくことに苦労を
業苦楽18 後ろから竹槍で刺される
共通の敵と戦っているときには、どんなに強敵であったとしても敵の方だけに気を使っていればよい、というのが常識的な判断です。そして、自分と一緒に戦っている味方は、強ければ強いほど安心できる存在です。 敵との戦いに勝ったら、それでよいということではなくて、そこからが本当の戦いが始まります。敵との戦いに勝ったとしても負けたとしても、敵がいなくなった途端に、これまで味方であった人が急に敵に変わることが
5月6日の記念日
「ふりかけの日」国際ふりかけ協議会が、ふりかけの元祖とされる吉丸末吉薬剤師の誕生日の1887年5月6日にちなんで制定。 「コロッケの日」味のちぬや(香川県三豊市)がコ(5)ロッケ(6)の語呂合わせで制定。 「アクティブシニアの日」タカラベルモント(大阪府大阪市)が、こどもの日の翌日を元気なシニアをイメージして制定。 「コロネの日」山崎製パンがコ(5)ロ(6)ネの語呂合わせで制定。
学びの伴歩14 学習障害の特性
学習障害(LD:Learning Disabilities)は、全般的な知的発達には問題がなく、視覚、聴覚にも問題がなく、さらに学習環境や本人の意欲にも問題がないにも関わらず、読む、書く、計算するなどの学習に必要な基礎的な能力のうち一つないし複数の特定の能力について、なかなか習得できなかったり、うまく発揮することができないことによって、学業成績や日常生活に困難が生じる状態を指します。 学習障
日々修行249 ずっと敬語で話していた
久しぶりに大学時代の同年代の同窓生と会ったときに、自分の話し方を再確認することになりました。 話し方については、これまでも意識はしていたものの、長い年月を一足飛びに縮めて(40年以上も会えていなかった)、大学時代とあまり変わらない(と感じさせる)口調で話してくるのに対して、私はといえば敬語を使って話をしていました。 大学時代の距離感や上下関係を引きずっているというわけではなくて、敬語で
食のリテラシー15 食べる順番ダイエット
同じものを食べても、食べる順番を変えるだけで太りにくくなるというのが食べる順番ダイエットで、その基本は「糖質の少ない食品から順番に食べる」ということです。 これは日本の食事を対象とした食べ方であって、日本人の食事の基本といえば、ご飯を中心として、おかず、汁物を交互に食べていくのが原則です。 この食べ方は学校給食で推奨されていることで、“稲妻食べ”と呼ばれています。 これに対して一
発達特性24 テキストの色彩への対応
子どもが学習に使用するテキストはカラフルなものが目立ちます。教科書よりも市販のサブテキストは、書店で手に取ってもらいやすく、図書館に置いてあっても目立ちやすいということもあって、多彩な色が使われています。 注意を呼びかける色である赤は、よく使われます。同じ赤色の種類であっても、通常の赤色から金赤と呼ばれる鮮やかで、輝いて見える赤色まで、いろいろな段階がある中で、子どものための書籍では大人でも
5月5日の記念日
「わかめの日」日本わかめ協会が発育に欠かせないミネラルが含まれるわかめを食べてもらおうと、こどもの日にちなんで制定。 「たべっ子どうぶつの日」ギンビスが創業日と、こどもの日から制定。 「うずらの日」日本養鶉協会が5月は旧暦の鶉月(うずらづき)、5日は05でたまごと読む語呂合わせから制定。 「かずの子の日」北海道水産物加工協同組合連合会が、こどもの日に子孫繁栄の縁起物のかずの子を食
日々修行248 活動の対価
仕事を頑張った割には、その対価が低いというのは今の時代には仕方がないことかもしれません。人手不足で、雇われる側のほうの力が強くなっているという時代であっても、活動に対する評価が低いままというのは、これからも大きくは変わらないように感じています。 仕事に対して支払われる対価は、大きくは2つに分けられます。これは誰にでも共通することではないものの、原稿書き、講習といったことを長らく続けてきた身に