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代謝科学94 エネルギー代謝のための栄養素
日本の栄養学は終戦後の食糧難からの脱却を目指した“食物栄養学”から本格的に始まりました。 必要なエネルギー源が補えない状態を改善するために、食物の研究が行われ、食物を大きく育てること、食物も栄養素を充分に吸収することを目指した摂取・吸収の研究が盛んに行われました。 経済的に回復してくると、今度は食べ過ぎによる弊害が叫ばれるようになり、栄養の不足から過剰摂取対策への研究が移ってきました。
代謝科学93 体内のエネルギーは流れていかない
身体の中で作り出されたエネルギーは、全身を巡るようにイメージされることがありますが、エネルギーは細胞の中で作り出されて、その細胞の中だけで使われています。 細胞の中で作り出されるエネルギーは、食事で摂ったエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を細胞の中のミトコンドリアでエネルギー化させる生化学反応によって発生します。 このエネルギーは熱エネルギー、活動エネルギー、神経エネルギーの他に、
代謝科学92 アクティブ・リラクゼーションのすすめ
リラクゼーションというと、心身ともに緊張を解きほぐして、リラックスすることを指しています。医学的にはストレス反応として自律神経の交感神経が興奮するのに対して、副交感神経の働きを優位にすることを指しています。 ゆっくりと身体を休めることが目的とされますが、休んでいるだけでは身体をよい状態に改善することができないというのが、エネルギー代謝科学の考え方です。心身ともに回復させていくためには、エネル
代謝科学91 人間は充電できない
余計なことを何もせずに、ゆっくりと休むことは「充電する」と表現されることがあります。 身体にエネルギーを溜め込むことを最優先させて、エネルギーが使われることを避けて過ごすには、いわゆる「食っちゃ寝」がよいとの考えがされることもあります。 「食っちゃ寝」生活を繰り返していたら太ってしまうわけですが、これはエネルギーを大きく使いすぎて、休養が必要になった人には必要と思われるかもしれません。
代謝科学90 L‐カルニチンの体内合成
L‐カルニチンは体内で合成される成分で、細胞のミトコンドリアに脂肪酸を通過させるために必要な代謝促進成分です。 脂肪酸は高エネルギーで、糖質(ブドウ糖)、たんぱく質(アミノ酸)の2倍以上のエネルギー量があります。 体内で合成されるものの、合成のピークは20歳代前半で、それ以降は合成量が減るために脂肪酸がミトコンドリアに充分に取り込まれなくなることから、同じ食事量、同じ運動量では年々太り
代謝科学89 L‐カルニチンの製造地による機能の違い
脂肪代謝成分のL‐カルニチンは肝臓で合成されて、細胞のエネルギー代謝を高めるために使われています。細胞のエネルギー産生器官のミトコンドリアの膜は脂肪酸が単体では通過できなくて、L‐カルニチンと結びつくことによって初めて通過できます。 L‐カルニチンの体内合成は20歳代前半をピークにして、加齢によって徐々に低下していきます。このことが年齢を重ねると代謝が低下して、太りやすくなり、疲れやすくなる
代謝科学88 筋肉運動で作られるエネルギーの行方
筋肉の細胞にはエネルギーを作り出す器官のミトコンドリアが多くあるため、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を取り込んで、エネルギー化させることができます。 エネルギーを作り出すときには酸素が多く必要になるので、運動をして筋肉を動かすと筋肉細胞の中に酸素が取り込まれて、多くのエネルギーを作り出すことができます。 そのエネルギーが全身のエネルギーになって、全身の働きがよくなることを期待す
代謝科学87 脳のエネルギー切れの原因
脳は全身のコントロールをしている重要な器官であることから、エネルギー切れを起こさないようにはなっています。しかし、充分な働きをするためには一定のエネルギー源が必要で、それを下回ると機能が低下することになります。 機能が低下するといっても、生命維持に必要な機能が低下するのは最後のほうで、初めに機能が低下するのは記憶や集中力といった部分です。 そのため、エネルギー源が不足するようなことがあ
代謝科学86 無理なく無駄なく代謝アップ
日本メディカルダイエット支援機構は、エネルギー代謝科学の研究に基づいた健康づくり活動を実践しています。 健康づくりの手法は食事、運動、休養の三大要素が細分化されて、さまざまなパーツがあるのですが、その中から選択しているのはエネルギー代謝に関わることです。 エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を多く摂って、運動と生活の中での活動を増やすことによって体内で発生するエネルギー量を増やしてい
代謝科学85 無酸素領域の運動
軽い運動から運動強度が徐々に増していくときに、有酸素運動から無酸素運動に切り替わる転換点があります。このときの運動強度レベルは無酸素性作業閾値と呼ばれており、英語表記ではAT(Anaerobics Threshold)とされます。 軽い負荷の運動では、筋肉でエネルギー産生されるときに酸素が多く使われる有酸素運動となります。激しい運動では酸素の必要量に対して供給が追いつかなくなり、筋肉を動かす





