最新情報

新型コロナウイルスによる外出自粛の期間が長くなる

新型コロナウイルスに感染したリスクが高いと思われる人はPCR検査などで確認すべきですが、それができない、もしくは、したくないという人は発症するまでの期間を待ってから外出するという方法がとられることがあります。感染したら全員が発熱などの症状が出るわけではなくて、無症状のまま感染させてしまうことがあるのが新型コロナウイルスの困ったところです。 初めは14日間の外出自粛が必要とされていましたが、それが


発達栄養学73 朝のカフェインと夜のカフェインの効果の差

発達障害では自律神経の調整が乱れやすく、朝に目覚めにくく、夜に眠くならずに目が覚めてしまうということが起こりやすくなっています。その改善のためにカフェインを活用する方法がありますが、カフェインを有効に用いるとエネルギー代謝を高めて、身体を働かせるためのエネルギーを多く作り出すことができるようになります。 カフェインが含まれたお茶は興奮作用があるホルモンのアドレナリンを分泌させて、脂肪細胞に蓄積さ


野菜とお茶でカリウムを補給

塩分の摂りすぎは血液中のナトリウムを増やすことになり、血液の浸透圧を一定に保つために血液中の水分量が増えて血圧を上昇させます。また、血管の細胞にナトリウムが入ると細胞の水分量が増えて、血管が狭くなることも理由としてあげられています。ナトリウムの摂取量が多いときには、ナトリウムを排出する働きがあるカリウムを摂ることがすすめられます。 細胞は、内部にカリウムが多く、外部にはナトリウムが多いというミネ


学習障害72 異音異議語は面白い32

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、さ行の“し”から始まる異音異義語の第7回です。 素面「しらふ」酒を飲んでいない平常の状態・態度。「すめん」能や剣道で面をかぶらないこと。酒に酔っていない時の顔。化粧していない本来の顔。 白面「しらふ」酒を飲んでいない平常の状態・態度。「はくめん」素顔。色の白い顔。年が若く経験に乏しいこと。 地力「じりき」もともと備わっている力・能力、本


PCR検査をしたくてもできない事情

PCR検査は綿棒で鼻の奥の粘膜から検体を取る方法と、唾液から取る方法があって、今では採取が楽な唾液を検体とする方法が広まっています。楽というのは、検査を受ける人だけでなくて、検査をする人にとっても、ということです。 その楽であるはずのPCR検査が、楽にはできないことになっています。以前のハードルはマイナス75℃の冷凍庫でした。PCR検査の試薬はマイナス75℃以下の温度を保たないと劣化するので、冷


記念日3月2日〜8日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 3月2日 ご当地レトルトカレー協会がカレーの日が1月22日、レトルトカレーの日が2月12日であることから3月の22日、12日のつながりから2日を「ご当地レトルトカレーの日」と制定。ワコールが生理日用のサニタリーショーツのPRのためにサ(3)ニ(2)の語呂合わせで「サニの日」と制定。 3月3日 桃の節句にひな人形を飾って白酒やひなあられを食べる「ひな祭


発達栄養学72 代謝スイッチを入れる朝ごはん

朝食で、ご飯やパンなどの糖質を摂ると、糖質に含まれるブドウ糖の代謝が起こって体温が高まり、筋肉の温度も高まって、エネルギー代謝で大きな役割をしている筋肉の中での代謝が高まっていきます。そのため、朝食を抜くのではなく、朝食で充分な量の糖質を摂ることが重要となります。 脳のエネルギー源はブドウ糖だけで、糖質を摂ることで脳の働きを保つことができるようになりますが、脳は全身の機能をコントロールしている器


吸収されやすい水を飲もう

水分を補給するには、ただ水を多く飲めばいいというわけではありません。水は性質などによって吸収されやすいものと、吸収されにくいものとがあります。 例えば、水道水は胃からはほとんど吸収されることはなく、小腸と大腸から吸収されます。これは水道水が、天然の水に比べて水の分子の結合が大きくて、胃粘膜からは吸収されにくい大きさとなっているからです。水の分子(H₂O)は、それぞれがバラバラになって存在している


学習障害71 異音異議語は面白い31

同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、さ行の“し”から始まる異音異義語の第6回です。 初春「しょしゅん」春のはじめ。陰暦正月の称。「はつはる」春のはじめ、新春、新年。 初日「しょにち」初めての日、演劇・相撲などの興行の最初の日。相撲で負け続けていた力士が初めて勝つこと。「はつひ」元日の朝日、初日の出。 白板「しらいた」イカ・タイ・エビなどを材料とした上等な板付蒲鉾。「ぱいぱ


新型コロナウイルスは日常的な清掃の繰り返しで防げるのか

新型コロナウイルス対策としてワクチンを接種すれば、それで感染を防止できるのかというと、ワクチンの有効率は100%ではありません。種類によって90%から70%台の有効率もあります。新型コロナウイルスは変異をするために、従来の対策である三密回避、消毒、体温測定だけでは防ぎ切ることは不可能で、感染のリスクが高い多くの人が集う場所で新型コロナウイルスが生き残らないようにすること、そこから感染が拡大しないよ