あくまでも噂話114「三、二、一の次は零」

電話番号や住所などを対面や電話で伝えるときに、数字の“0”をゼロと言うのは普通のことになっています。0がゼロなら、その他の数字も英語の音で伝えるのが本来の姿です。

ところが、携帯電話番号の0を“ゼロ”と言い、他の数字は例えば1は“いち”と言うのは普通にみられることです。

ある窓口で携帯電話番号を聞かれて、「ゼロから続けて言ってください」と言われたので、「ゼロ・セブン・ゼロ」と答えたら変な顔をされました。「ゼロ・なな・ゼロ」と答えると思っていたところに、「ゼロ・セブン・ゼロ」と言われたので戸惑ったようです。

そのあとは、全部英語の音ではなくて、070を「れい・なな・れい……」と言い直しました。これにも戸惑いを感じたのか、それとも揶揄(からか)っていると思われたのか、最後まで番号を言い終えるまで、ずっと変な顔は続きました。

英語の音なら3(スリー)、2(ツー)、1(ワン)の次は0(ゼロ)で、0(ゼロ)を使うなら3はスリーと読んでほしいとことです。日本語の音なら三(さん)、二(に)、一(いち)の次は〇(れい)です。

〇と書かれていたら“れい”ではなくて、“まる”と読む人もいます。これは漢字なら丸で、他の漢字で表現すると零(れい)となりますが、070は「まる・なな・まる」と読まれてしまいます。

そういう表現をする人もいるので、窓口の担当者は「まる・なな・まる」は070のことだと、すぐに理解できても、「れい・なな・れい」は理解してくれないか、理解に時間がかかってしまいます。中には、日本人ではないのかと思うような反応を示す人もいるのですが、私は海外生まれでも海外の血が混ざっているわけでもありません。

正しい日本語で対応しているつもりなのに、誤った使い方であるように言われるのは不本意です。何もひねくれているわけではないのですが、なかなかわかってもらえないこともあるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)