サプリ概論273 メディカルダイエットとサプリメントの関連性

運動をしてから食事を食べると、体脂肪の蓄積が抑えやすくなります。その仕組みを簡単に説明すると、空腹時の運動では血液中のブドウ糖が不足しているために筋肉の中に蓄積されているグリコーゲンが分解されてブドウ糖として放出されます。

この後に食事をすると肝臓で合成されるグリコーゲンが増えるために血液中のブドウ糖が減ります。そのために膵臓から分泌されるインスリンの量が減ります。インスリンにはブドウ糖の細胞への取り込みを進めるとともに、肝臓で脂肪が合成されるのを促進する働きがあるので、脂肪の合成が抑えられるようになるからです。

次に入浴と食事の関係ですが、入浴温度によって自律神経の交感神経と副交感神経の切り替えが起こります。高めの温度では交感神経の働きが高まり、胃液とインスリンの分泌が抑えられるので脂肪合成が抑えられます。逆に、低めの温度では副交感神経の働きが高まり、胃液とインスリンの分泌が亢進するので脂肪合成が進んでいきます。

運動の後の入浴は、筋肉の温度を余計に高めることから脂肪分解酵素のリパーゼの働きが抑えられます。リパーゼは活性化しやすい温度帯があり、運動をして少し体温が上昇したときには筋肉の細胞で多くの脂肪(中性脂肪)を分解して、その分だけ脂肪の代謝が進んでいきます。

運動後に入浴をすると筋肉が温まりすぎて、リパーゼの働きが低下します。リパーゼは運動後に体温が高まっている30分ほどは活性化して脂肪分解が盛んになっています。この時間に入浴をすると分解も代謝も低下することになります。そのため運動を終えて30分をすぎてから入浴することがすすめられます。

このメディカルダイエットのメカニズムに合わせた効果的なサプリメントの摂取については次回から3回にわたって説明していきます。