ツイン・ウォーク78 専門グループとの連携

2本のポールを使ったウォーキングは、北欧発祥のノルディックウォーキングでも複数の流派が存在しています。ノルディックウォーキングはフィンランドで始まったクロスカントリースキーの夏場のトレーニングとして始まったものだけに、グイグイと勢いよく前進していく歩き方と、それに適した形状のポールが開発されました。

同じ形状のポールであっても、団体によって使い方が微妙に異なっています。日本には複数のノルディックウォーキングの団体があるのですが、そのルーツはヨーロッパ各国で始まり、世界に広まっていった団体の影響を受けています。その各国の団体はポールのメーカーの支援を受けていて、それがポール選びや使い方に影響を与えています。

同じく2本のポールを使ったウォーキングでも、日本発祥のポールウォーキングは、ウォーキングを補い、ウォーキングの健康効果を高めることを目的としています。複数の団体によって違いはあるものの、上半身も使い、運動効果の高まり、膝や腰への負担の軽減といった有効性は、どの団体も認めているところです。

ツイン・ウォークは2本のポールを使って歩くことは一緒でも、それだけが目的ではなくて、2種類の歩き方をすることで、より健康効果を高めるウォーキングにすることを目指しています。

具体的な歩き方については、それぞれの専門団体に任せて、歩くことによる健康効果の高め方について複数の団体に伝えていくことに力を注いでいます。各団体による普及によって、地域の健康度を高めることが重要であるとの考えから、健康ウォーキングの講習、情報発信を続けることも私たちの役割だと認識しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕