「メディカルダイエットはダイエットと同じですか」と初めての方には聞かれることが多くなっています。日本メディカルダイエット支援機構の理事長が、岡山県和気町の和気サンシュユの会の収穫交流会に参加したときも、そんな質問の連続でした。50人も参加者がいれば、何度も同じことを言わなければならないので、業を煮やしたわけではないのでしょうが、サイトの最新情報で説明するから見てほしいと話したとのことで、今回の紹介となりました。
私たちの団体名のことなので、いつでも説明できるようにしていますが、答えは2種類あって、「メディカルダイエットとダイエットは同じです」というものと、「メディカルダイエットとダイエットは違います」というものです。聞いているほうだけでなく、説明しているほうもややこしくて仕方がないので、文章での紹介は確かに必要です。
メディカルダイエットは本来の意味のダイエットを説明するための命名ということでは同じになります。本来の意味ということですが、ダイエット(diet)は作戦、戦略、方針といった意味があり、そこから正しい方針に沿って進めることがダイエットとなりました。国会を示す英語はthe dietです。無理をしたり、強い負担をかけて身体にダメージを与えるようなことはダイエットとは言えません。そこで、身体の仕組み、生理学に基づいた正しいダイエット法に取り組むことをメディカルダイエットと名付けたので、その意味では同じだと話しています。
それに対して違うと言っているのは、ただやせようとしてダイエットに取り組んでいる人がいるからで、やせることが一般の方々のイメージだとすると、やせていて太れない人に対しては太るようにすることはダイエットとなります。太るといっても、ただ体脂肪を増やすだけなら食べてゴロゴロしていればよいわけですが、私たちが進めているのは筋肉の量は減らさないようにして体脂肪を増やす方法です。中には筋肉量を増やして、体脂肪も増やす方法を教えなければならない人もいます。それぞれの人に合わせながら、無理をしないための方法としてメディカルダイエットで採用しているのは食事と運動、運動と入浴、食事と入浴のタイミングです。どちらを先にやるかによって結果が逆になる、つまり脂肪が増えるか減るかが違ってくるのです。
そこのところのノウハウの一端は、このサイトの「メディカルダイエット」でも紹介しています。