健康食品 敵か味方か58 カプセル封入のメリット

健康食品の形状というと第一に思い浮かべられるのは錠剤の形で、その次がカプセルとなるかと思います。錠剤形は有効性のある素材を賦形剤で固めて作られますが、賦形剤によって固形にされても、徐々に劣化していくことがあります。

また、味の問題も起こります。健康食品は、一般の食品と違って味はないという認識かもしれませんが、有効性が高い素材の中には独特の味があって摂りにくいものもあります。それを解消するためにも賦形剤が使われるのですが、それでも味に問題があって、仕方がなく工夫が行われるものもあります。

その工夫というのは分量を減らすか、有効性が低いことがわかっていても異なるものを使うということです。その例としてよくあげられるのは、L–カルニチンです。L–カルニチンは体内で合成される代謝促進成分で、脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過するときに必要になる成分です。

体内で合成されるものの、合成のピークは20歳代前半で、それ以降は合成量が減るためにミトコンドリアに取り込まれる脂肪酸が減り、それが余分な脂肪として体内に蓄積されていく原因となります。

以前は医薬品の成分であったものが、今では食品の成分としても許可されて、サプリメントの成分として使われています。このことを厚生労働省に認められるように動いたのはロンザ社で、今ではL–カルニチンの国内シェアの8割を占めています。

高品質で高濃度のL–カルニチンは独特に味があるために錠剤形にするときには、分量を減らす、品質に違いがあるものが使われるのが常です。高品質で高濃度のL–カルニチンを使うための一番の方法はカプセルに封入することですが、高品質のカプセルは医療用と同様で高価格です。

そのカプセル化を低価格で実現できたのはロンザ社で、スイスの本社が世界トップの医療用カプセル会社を子会社にしたことから、日本でも高濃度のL–カルニチンが100%という製品の安価での提供が可能になりました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕