新たなことに挑戦するとき、決断するのは自分であることはわかっていても、その決断がつかないことがあります。決断のためのアイデアや多くの方の体験談をうかがうことでの切り口を求めて倫理法人会に参加させてもらいました。
アドバイザーやコンサルタントを専門にしている方にも話をうかがいましたが、なかなかしっくりしない感じがあり、まだマッチングできていません。その原因は、相手にあるのではなくて自分のほうにあるというのが大命題で、多くの方の体験談の中で共通して語られているのは「自分が変わらなければ相手は変わらない」ということです。
自分の何を変えればよいのか、どう変えればよいのかは、それこそコンサルタント、それも倫理専門のコンサルタントをつけなければ教えてもらえないのではないか、と感じています。
自分に受け入れるだけの能力が備わっていないときには、余計な意見に左右されがちです。「余計な」というのは、本当に余計な意見であることもあれば、自分にとって合わないと感じることで余計なものと判断してしまうこともあるからです。
そんな自分に、多くの情報を得ることをすすめてくれる方もいます。少ない情報の中での選択は間違いにつながることは認めます。しかし、情報が多すぎると目移りして、自分本来の選択ができなくなることもあります。
まだ自分が出来上がっていないときに、多くの情報は邪魔にもなります。自分を振り返ってみても、情報を発信しすぎて邪魔になっていることも認めなければなりません。私としては“小さな親切”のつもりでも、それを“大きなお世話”という気持ちで受け取る人は多いようです。
自分の胸(マインド)に問うてみて、判断ができるようになるまで待つことも必要であり、ただ待つのではなく、人間として成長できるようにインプット(学習)しながら待つという心構えが重要だと、やっと気づけるようになってきたところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕