南アフリカ原産のナス科1年草のトウガラシ(唐辛子)の種子や胎座(ヘタの部分)などに含まれるアルカロイド系の辛味成分です。血液中に入ると中枢神経が刺激され、興奮ホルモンのアドレナリンやノルアドレナリンの分泌を盛んにします。その結果、脂肪分解酵素のリパーゼが活性化され、体内のエネルギー代謝を促進し、脂肪の燃焼を促進します。また、皮膚温を上昇させて血液循環を促進する作用があり、食べるだけで発汗が促されます。この他に、食欲増進、胃腸内の殺菌作用が認められています。