作成者別アーカイブ: JMDS

「夫婦で妊活の日」NPO法人男性不妊ドクターズが妊娠は夫婦で取り組むことであるとして二(2)人(2)三(3)脚の語呂合わせで制定。

「チーズ鱈の日」なとりがチーズ鱈の生産が開始された1982年2月23日にちなんで制定。

毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

日本語の乱れはメディアのせいだと言われることが、これまで以上に多くなってきました。

制作に思ったように費用がかけられなくなったのは今に始まったことではありませんが、テレビ業界の広告費がインターネット業界の広告費に追い抜かれた2019年からテレビ番組の内容をチェックする体制が大きく低下したのは事実です。

以前であれば、撮影した内容を確認して、間違いを発見したら撮り直すということが行われていました。そのチェックのための専門スタッフもいて、ディレクター、制作プロデューサー、プロデューサー、チーフプロデューサーなどと何段階ものチェックが行われていた時代もありました。

そのたびに、放送局から確認が入ることもあって、1時間の健康番組を民放で仕掛けたときには、チーフプロデューサーの上のエグゼクティブプロデューサーまで含めて、9回の確認という最高記録を作った(作られてしまった)ことがありました。

そのようなところから、制作費の大幅減少があって、さらに安上がりの番組を作る傾向に拍車がかかり、間違った言葉づかいをしていることがわかったら、音声は変えずにテロップで正しい言葉を入れて、乗り切るということに変わっていきました。

これはテレビから聞こえてくる声を聞き逃さない、テロップに書かれた言葉も見逃さないという細心の注意をしているからわかることです。

そして、マスコミ4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)の広告費がインターネット広告費に追い抜かれた2021年からは、小手先の手段だけでなくて、根本的な対応が必要になりました。

そんな根本的な対応を、東京人脈の1人(大手広告代理店のテレビ担当)が担うことになり、その一部を担う案件が岡山の地にいる私にも振られてきました。長年をかけての変革していく予定であり、その対応の第一弾を打ち出すという寸前にテレビ業界を揺るがす出来事が起こりました。

1人のタレントの不祥事が、テレビ局の人間の不祥事に広がり、ついにはテレビ局そのものの、東京のキー局本体だけでなく、全国の準キー局やローカル局が危機的状況に追い込まれることになりました。

これは他の民放全国キー局(4局)にも大きな影響を与えています。

全国的に物が売れない状況になっていることから、広告出稿の見直しは以前から各社で検討されていました。

広告出稿が大幅に減って、ACジャパンの広告と番組宣伝ばかりになっても売り上げに大きく影響しないことを証明したことになり、広告削減の流れは民放各局に広がっていきます。

あと何年かして、テレビの広告費が大きく減ったグラフを見て、そのきっかけが「あのテレビ局の、あのせいか」と言われるシーンが今からリアルに想像できています。

テレビ番組の内容をチェックする依頼は、わずかにながらに私のところにも流れてきていたのですが、ACジャパンの広告が出始めた頃から、まったくなくなってしまいました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

メディアの力を表す指標は、さまざまある中で、あえて重要な指標として使っているのは広告収入です。広告収入が多いということは、それだけ多くの人に視聴されているということで、健康情報を伝えるメディアとしての力も強いことになります。

かつての広告メディアは新聞、雑誌、ラジオ、テレビが主流で、これらは広告4媒体と呼ばれていました。1995年にWindows95が登場して以降はインターネットが急速に力をつけてきて、初めは“雀の涙”と揶揄されるくらいであったところから、右肩上がりで広告収入を増やし続けてきました。

インターネット業界全体の年間の広告費がラジオ広告費を上回ったのは2004年のことでした。

2006年には雑誌広告費を上回り、2009年新聞広告費を上回りました。さすがにテレビ広告費を超えるのは随分と先になるだろうと言われていたのですが、2019年にはテレビ広告費を上回りました。

そして、2021年にはインターネット広告費が4媒体の広告費を上回って、完全にインターネットが広告の主流となり、健康情報のメインの発信源もインターネットやSNSへと移っていきました。

新聞、雑誌、ラジオ、テレビともに広告費は下がる一方ですが、テレビ広告費は元々が高い水準になり、それほど大きく減少したわけではありません。しかし、今後の延びが期待できないこともあり、テレビ番組にかけられる予算は減り続けています。

そのため、健康に関する番組は最も重要と思われるテーマであるのに、レベルが高いとは言い難い解説者、データが使われていて、「正しい情報を正しく伝える」という健康情報学から逸脱したような番組が増えています。

その一方で、ネット情報は情報源が曖昧で、伝え方も偏りがあるものが横行していて、これも健康情報学という立場で正していく必要があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

1980年ころから、アメリカの建築家であるロナルド・メイスより、「最初からすべての人々に使用できる方法で工夫された方法」を“ユニバーサルデザイン”と呼ぶことが提唱され、世界的な展開がみられました。

100kcalを基本とする「ダイエットデザインハウス」は、この流れを受けて「食のユニバーサルデザイン」として新たな展開を迎えることとなりました。

誰もが理解しやすく、実践しやすい方法が必要であり、そのための手法としてチケット(食券)方式が提案されています。これは1日に食べるべき食材を講習するためのチケットを、それぞれの人に適した種類と枚数が示されるもので、その中から食品を選んでいくことで、バランスが取れた食事ができることを目指したものです。

エネルギーの単位はkcalであり、食品のエネルギー量の合計は三大栄養素を摂取した合計ともなっています。しかし、食品の摂取割合は重量(g)で表されることが多く、重量からエネルギー量は把握しにくいところがあります。

たんぱく質は1gが約4kcalに相当します。脂質は1gが約9kcal、糖質は1gが約4kcalとなっています。このため、わかりやすくするために、三大栄養素をエネルギー量(kcal)に換算して、3種類の比率をパーセントにしたものがPFCバランスとなります。

エネルギー量から1日の理想的な栄養バランスを食品に分類すると、1日に摂取するエネルギー量のうち50%が主食、25%が主菜、25%が副菜となります。

1日の摂取エネルギー量を1600kcalとすると、主食は800kcal、主菜は400kcal、副菜は400kcalの割合となります。これは治療食の基本的な制限の中でのもので、通常の食生活では2000kcalが示される例が多くなっています。

主食は、主に糖質(炭水化物)で構成される食品で、ご飯やパン、麺類などが該当します。主菜は主にたんぱく質で構成される食品で、肉、魚、卵、豆腐などが、また副菜はビタミン、ミネラル、食物繊維、油を多く含む食品で構成されます。

チケット方式では、紙1枚を100kcalとして、紙の色と枚数で料理に使用する食品のバランスを考える方法をとっています。

ここでは主食は黄色、主菜は赤色、副菜は緑色として、100kcalの紙が主食の黄色が8枚、主菜の赤色が4枚、副菜の緑色が4枚となります。それぞれ100kcalを示す紙が、どの種類の食品で、どれくらいの量になるかがわかれば、1日に食べるべき食品を知ることができるようになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「猫の日」猫の日制定委員会が猫の鳴き声のニャンニャンニャンから制定。

「ふふふの日」ロート製薬がセルフメディケーションを伝えるフリーマガジン「太陽笑顔fufufu」の普及のため、ふ(2)ふふ(22)の語呂合わせで制定。

「猫背改善の日」猫背改善専門スタジオきゃっとばっく(東京都新宿区)が2が猫背の人を横から見た形に似ていて最も2が並ぶことから制定。

「ひざイキイキの日」生化学工業(東京都千代田区)が膝の病気と治療法の情報発信のために膝はknee(ニー)であることからニー(2)ニー(2)ニー(2)の語呂合わせで制定。

「おでんの日」越乃おでん会(新潟県新潟市)が熱々のおでんに息を吹きかけることから、ふー(2)ふー(2)ふー(2)の語呂合わせで制定。

「カツカレーの日」カツカレー発祥の店の銀座スイスが創業日(1947年2月22日)から制定。

毎月22日:「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「夫婦の日」(毎日新聞、味の素など)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)

飲酒の弊害というと飲みすぎによって肝臓を傷めること、糖尿病や高血圧症の誘因となることは知られていますが、飲みすぎなければ健康面で問題はないと考える人は少なくありません。

しかし、そのようなことを信じていると、「飲む量を減らしたのに、なんで身体を傷めてしまったのか」と悩むことにもなりかねません。

そのようなことを信じている人の中には、飲酒の指導をしている医師もいます。患者に指導するくらいなので、自分でも実践していることも多く、その結果、「医者の酒の不養生」と言われることにもなっています。

よく言われるのが「ほろ酔いの適量」で、そのレベルの飲酒であれば、毎日とは言わないまでも週に2回ほどの“休肝日”を設ければ、生活習慣病の心配はいらないだけでなく、「むしろ飲まない人よりも健康」とも言われています。

このことは厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(2024年2月19日発表)でも示されています。

飲酒の弊害は、アルコールの影響だけではありません。ほろ酔いの適量の飲酒を守っていても、その後のシメの食事が問題で、飲酒をすると肝臓での脂肪合成が進みます。

肝臓には余分なエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を脂肪酸に合成する働きがあって、合成された脂肪酸が結合して中性脂肪になります。中性脂肪は脂肪酸が3つ結合した形をしています。

この中性脂肪は肝臓に蓄積されるか、血液中に放出されるかして、血液中で余分となった中性脂肪は最終的に脂肪細胞に蓄積されることになります。

脂肪に合成されるのは、エネルギー量が高いからで、脂肪は1gが約9kcalと、糖質とたんぱく質の約4kcalと比べて2倍以上になっているからです、脂肪に変化させることで、同じ容量で多くのエネルギー量を蓄積させるための仕組みということです。

飲酒をすると肝臓からブドウ糖が放出されにくくなり、そのために血糖値が一時的に低下するということを前々回(日々修行174)紹介しました。
そのために空腹を感じるようになって、不足した糖質(ご飯や麺類など)だけでなく、脂肪が多い料理(肉や魚など)も多く食べるようになります。

糖質に含まれるブドウ糖が多くなると糖尿病になると思われがちで、糖質を制限すれば予防・改善できるとも思われているところがあります。

しかし、糖尿病は全体的なエネルギー源の摂取過剰が大きな原因であり、糖尿病の予防・改善のためには全体的なエネルギー摂取を抑えることが重要になります。

そのことがわかっていれば、飲酒量だけでなく、飲むときに食べるもの、食べる量を考えることになるのですが、そこまでの指導は、なかなかされていないのが実際のところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康に関して日本の統計と国連の統計の数字が異なっているということは普通にあることですが、国連人口統計によると日本の平均年齢(2023年)は49.9歳となっています。

日本の平均年齢は国勢調査の結果(2022年)では47.7歳で、2年ほどの開きがあります。

現在から先の推計値を出しているのは国勢調査で、2036年に50.0歳になるとされています。これは男女平均で、すでに女性は現状で50歳に達しています。世界全体の平均年齢(2022年)は30.6歳なので、相当の開きがあります。

また、厚生労働省は2040年には平均年齢は50.4歳と推計しています。超高齢社会の急進によっては53歳になるとの予測もされています。

2025年には50〜60歳は生産年齢人口のうち大きな部分を占めているので、平均年齢の方々が数的にも日本を引っ張っていくことは充分に可能という状態です。ところが、2040年になると平均年齢は大きくは変わっていないのに、最も大きな人口の膨らみになっているのは前期高齢者です。

これは2040年には団塊ジュニア世代(1971〜1974年生まれ)の全員が65歳以上になって、高齢化率は約35%にもなります。また、全体の人口は2025年から約1100万人も減少するとみられています。

そのときの生産年齢人口(15〜64歳)は55%と推測されていて、しかも超高齢社会を支えるために生産年齢人口の20%が医療・介護で就労する時代になるとされています。

2040年というと以前は随分と先のような感覚もあったものですが、2025年からは15年先でしかありません。

今から15年先に50〜53歳というと、35〜38歳という次世代を背負っていく世代であり、高齢者を支える重要な世代でもあります。それだけに強い意志を持って、勉強も重ねていくことを期待されていますが、セカンドステージ連盟の若手中核メンバーは、ここに該当しています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

発達障害の学習障害では文字を書くのが苦手であるために、学習の効果が十分に得られない場合があります。

文字を正しく書くときには、正しい姿勢が大切であることが、よく言われます。書道の世界では美しい文字は美しい姿勢から、ということが言われ続けています。

書道の筆使いは、ただ筆で墨を紙につけていく行為ではなく、筆の持ち方、紙への接し方、動かし方、勢い、とめ、はね、はらいといった一連の動きは指先、小手先の技術ではなく、正しい姿勢があってこそ生まれると教えられています。

そのためには体幹の維持が大切であり、上体は垂直にするのではなく、少し前傾姿勢にして、上半身が硬直しないようにします。

ただ前傾姿勢といってもわかりにくいことから、15度くらいの傾きが示されることもあります。

書道は、もともと正座をして書くものだったこともあって、椅子に座るときの姿勢も机と腹部の間にこぶし一つ分の隙間をあけています。左右に傾きがない姿勢で、正面から筆を動かす紙に向かうことが求められます。

書道に限らず、身体を使って表現するときには、身体の機能を合理的に働かせることが大切であり、その合理的な働きの基本となるのが正しい姿勢であるという考えが示されています。

鉛筆(ペン)で書く場合には、正しい姿勢とされるのは、顔を机から離して、腕を前に出しすぎないように座ることから始まります。

椅子の座り方の基本となるのは両足の裏を床につけることで、足を前に伸ばしたり後ろに引いたり、交差させたりすると腰が安定しなくなります。

上半身の骨は骨盤の上に一直線に乗っているため、骨盤の安定が身体を揺らさず、頭の位置を保つための基本となります。骨盤が傾いていると背骨が曲がってバランスを取り、肩のラインが傾き、頭の位置は逆に傾いていきます。

手を置く位置も重要で、両手の親指と人差し指で三角形を作り、机の上に自然に下ろします。その位置から利き手を起こしたのが鉛筆を持つポジションとなります。反対側の手は、そのまま机に置いておくことが利き手の位置を安定させるための簡単な方法となります。

文字を書くことに集中すると頭の位置が前に傾いていって、机との距離が短くなります。目と紙の位置は30〜40cmほど離すことで、書く姿勢が保たれます。

鉛筆と紙は正面に置くことが基本とされてきましたが、ペン先が正面にあると手によってペン先が見えにくくなります。

書いていく紙は正面から少し利き手の反対側(右利きなら左側)に移動させて、ペン先が見えるようにするのが正しく文字を書くための当たり前の工夫となるのですが、そのことが案外とできていない子どもを多くみかけます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

医師から「酒を飲んではいけない」と言われて、日本酒ではなくて他のアルコール飲料を飲んでいたという勘違い(困った人)については「日々修行155」で書きました。その勘違いした人が、別の酒に関わる勘違いをしたという話から今回は始まります。

その方が山梨に仕事で行ったときに、酒の出る会合に出て、面喰らってしまったのは「酒飲まず」と言われたことです。これは甲州弁特有の表現で、西側の国中地域では語尾に「ず」が、東側の郡内地域では語尾に「ずら」がつくのが一般的ということです。

「ずら」は静岡の東部でも長野の諏訪地方でも使われているので、まだ馴染み(聞き覚え)があっても、語尾に「ず」がつくと否定形と思われがちです。

「酒飲まず」は酒を飲むなということではなくて、酒を飲め、飲んでくださいといった意味合いです。酒が目の前にあって、「酒飲まず」と言われても、決して意地悪や焦らして言っているわけではありません。

普通なら、そのことを思いつくはずなのに、日本酒を飲んではいけない(日本酒だけでなく全般的に禁止)と医師に言われたことを理解して間がないときだったので、困惑してしまったとのことです。

この逸話を聞いてから、お酒を飲んではいけない、飲むことを控えなければいけない人に対して、「酒飲まず」を導入部の話として使うようになりました。

前回(日々修行174)は「飲酒と糖尿病の関係」について書きましたが、飲酒は高血圧にも影響をしています。

酒(アルコール飲料)を飲むと、初めのうちは血圧が下がります。この事実をもって高血圧だから酒を飲んだほうがよいと言って(言い訳にして)、飲み過ぎてしまう人もいます。

ほろ酔い程度の飲酒量(日本酒換算で1合ほど)では、血管が緩むために血圧が下がります。通常の範囲の血圧の人は、大きくは影響しないこともあるのですが、血圧が高い人は血管が緩んだことによって血圧が下がってくれます。

ところが、2合ほどの飲酒量では、下がった血圧は元の状態に戻ります。ここで止めておけば飲酒が高血圧に影響することを抑えることができるのですが、これを超えると逆のことが起こります。

下がった血圧が元に戻るのは、血管が緩んで血圧が下がると血流が低下して、全身に血液をスムーズに送ることができないためです。そこで自律神経の交感神経が作用して、血圧を上昇させるほうに作用するからです。

そして、3合ほどを飲むと、交感神経の働き過ぎで血圧が正常範囲を超えて上昇することになります。

血圧が正常範囲の人では、急に上昇しても徐々に下がっていくのですが、高血圧の場合には下がりにくくて、血管のダメージが強くなります。
このことだけは飲酒をする人、中でも血圧が高めの人には知っておいてほしいと、講習会だけでなく、飲酒の最中の話題としても話すべき人には話しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕