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ツイン・ウォーク58 健康デザインの基本パーツ
個人に適した健康づくりは、すでにある数多くの健康法の中から選択して、それを組み合わせてカスタマイズする手法が取られます。組み合わせの基本となるのは食事、運動、休養ですが、その中の運動として初めにすすめられるのはウォーキングです。 ウォーキングは有酸素運動であるので、無酸素運動が必要な人には別の運動(筋トレ、ランニングなど)が組み合わせの運動として提案されるのが一般的な方法です。これはウォーキ
エネルギー代謝77 バランスのよい食事のPFC
健康維持のためにはバランスのよい食事をすることがすすめられます。バランスのよい食事と言われても、具体的に何をすればよいのかがわからないという人も少なくありません。バランスのよい食事は、たんぱく質、脂質、糖質(炭水化物)が、それぞれ理想的な摂取割合になっていることを指しています。 たんぱく質、脂質、糖質はエネルギー源で、これ以外の食事で摂取する成分は、エネルギーとすることはできません。このエネ
2023/6/21 “人脈の断捨離”の決意
“人の器”の器は入れ物としての容器ということではなくて、能力の大きさや器量を意味しています。「器が大きい」というと他の人なら怒ってしまうようなことを笑って許すという大らかな態度を差して使われることが多いのですが、脳の処理能力の器が小さいと取り入れられる情報量が少なくなります。そして、なんとか脳に入れたとしても充分に処理ができずに限界に達してしまい、そこから先はフリーズすることにもなります。
2023/6/21 健康デザインを成功させるためのエネルギー代謝
個人に適した健康づくりを提案していく健康デザインは、食事、運動、休養を基本としてパーツを組み合わせていくものですが、年齢や身体の状態、要望を加味してカスタマイズしても、それで提案が終わりということではありません。 (健康デザインについては5月31日のコラムで書かせてもらいました) 実際に実践してみて、効果がありそうだと感じてもらうだけでは充分とはいえず、健康づくりの成果を実感してもらわない
Age free岡山18 防災マルシェで健康づくり
防災対策は、構造的な問題(ダムや堤防など)の改善による災害防止から個人できる避難用品や生活用品の備蓄まで、さまざまなことがあげられていますが、最も重要な防災対策は健康と体力だと考えています。 健康であり、充分な体力があれば、いざというときに避難することができて、避難先でも安全に過ごすことができるようになります。また、避難所などで他の人のために活動することができるかどうかも健康と体力が関わって
身体年齢23 身体年齢と生活習慣病の関係
身体年齢の測定の指標となる筋力とバランス能力は、生活習慣病の有無によって大きな差が出てきます。生活習慣病の中でも“全身疾患”と呼ばれることが多い全身の血管に影響する高血圧、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)は血流の低下から筋肉や神経伝達にも影響を与えます。 生活習慣病の中から、今では国民の10人に1人が患者、さらに10人に1人が予備群で、合わせて20%が該当する
災い転じて“福は内”の発想
誰もが知っている諺(ことわざ)は「災い転じて福となす」ですが、今回のテーマの「災い転じて“福は内”」です。 「災い転じて福となす」は、災いがあっても偶然に良い結果になること、災いが契機となって良い状態に転じることを意味しています。そのときには悪い結果であったとしても、状況や一緒に取り組む人が変わると、一転して良い結果になることがあるので、悪いと思われるような出来事を嘆くのではなく、頑張って続
発達栄養109 セロトニンを増やすための腸内環境
発達障害では神経伝達物質の中でも抑制作用があるセロトニンの分泌量が少ないために、興奮作用があるドーパミンやアドレナリンの働きが強くなり、それが発達障害の困難さを強めることにもなっています。 セロトニンの量を増やすためには、その材料となる必須アミノ酸のトリプトファンを摂ることが必要です。必須アミノ酸は体内では合成されないため、食品から摂る必要があります。トリプトファンは乳製品、肉類(特にレバー
噛む噛むeverybody5 食と歯のバランス
歯の形状と本数は、歴史的に食べてきたものの影響を受けています。人の歯は切歯8本、犬歯4本、臼歯20本で構成されています。合計で32本の歯があるわけですが、これに対して肉食の犬の歯は、切歯12本、犬歯4本、前臼歯16本、後臼歯10本で構成されています。 犬は上下の歯の位置がずれていることから臼歯も刃物で切るように働き、肉類を食い千切り、噛み砕くのに適した形状となっています。 草食動物の牛
ツイン・ウォーク57 用具がいらない健康ウォーク
ウォーキングは特別な用具を必要としない運動だと言われることがあります。必要としないといっても、シューズは必要ではないかと言われてしまいそうですが、特別なシューズではなくて、外出するときに普通に外履きを履くのと同じ感覚で、日常的な歩きやすい靴でもよいと考えれば、ウォーキングに特別なものはいらないということは納得できるかもしれません。 日本のウォーキングの始まりは、歩くことを推奨する歩け歩けの会