

最新情報
日々修行163 2人の藤本義一さん
藤本義一さんといえば一般に知られているのは作家であり、年齢がいった人にはテレビ番組の「11PM」の司会といったほうが通じやすいかもしれません。 作家の藤本義一さんとは編集や文筆の世界で修行をさせてもらっているときに交流をさせてもらいました。「11PM」のスポンサーでもあるサントリーとの仕事をしたときに、社員の中に洋酒研究家でもある方がいて紹介をしてもらった方の名刺に書かれていたのは「藤本義一
そこが知りたい46 牛肉が食べられない体質
発達障害で牛乳が飲めない、牛肉が食べられないという子どもは少なくありません。これは発達障害の中でも自閉症スペクトラム障害に特に多くみられる感覚過敏によるものとされています。感覚過敏は五感が過敏に反応するもので、牛乳の味、におい、喉越しが受け入れられないということで、これは苦手とか好き嫌いの範疇を超えています。 牛乳は五感だけかというと、以前に牛乳をこぼして叱られた記憶がある、牛に近づいたとき
支援する人を支援する21 支援する人を支援する人を支援する
2040年は団塊ジュニア(団塊の世代の子ども)が全員、65歳の高齢者になる年です。この年の高齢化率は35%になって、75歳以上の後期高齢者の割合も20%を超えて、超高齢社会が、もう止まらないところまできてしまう大転換の年です。 その段階では日本の生産年齢人口(15〜64歳)の20%が医療と介護の世界で働かないと超高齢社会が成り立たない時代になるということは、厚生労働省が認めていて、内閣府の「
2月8日の記念日
「東京二八そばの日」東京都麺類協同組合が二八蕎麦(そば粉8、小麦粉2)のおいしさを普及するために二(2)八(8)から制定。 「スパの日」日本スパ振興協会がス(2)パ(8)の語呂合わせで制定。 「ぜんざい・しるこの日」井村屋グループが2月8日は昔から事八日(ことようか)と呼んで、あずきが入った「お事汁」(おことしる)を無病息災を祈って飲む習慣があることに加えて、出雲ぜんざいの日(10月3
日々修行162 カクテルの師匠からの学び
アルコール飲料の提供を専門としている人は、いわゆる“酒に強い”というイメージがありましたが、「酒に強くてはいけない」と言われる方と出会ったときは驚きの感覚がありました。 その言葉をいただいたのは、パレスホテル(東京・丸の内)の「ロイヤルバー」の初代チーフバーテンダーの今井清先生です。今井先生の異名は「ミスター・マティーニ」で、マティーニを作らせたら世界でも右に出る者はいないとまで言われた超有
食のリテラシー2 リテラシーの意味合い
リテラシー(literacy)は、もともとは文字や文章を読んで、内容を理解して文章を書く能力を指す言葉で、膨大な情報の中から必要な情報を引き出して活用するという意味も含んでいます。 リテラシーは広範の意味合いがありますが、そのリテラシーの中から自分が長く関わってきた健康分野に限ってみると「健康リテラシー」という分野があります。健康リテラシーは「健康や医療に関する正しい情報を入手して、理解して
言い間違い6 押しも押されぬ
「押しも押されぬ」は完全に言い間違い、誤用であるのに、今も多くの人が普通に使っています。テレビ番組でもタレントやアイドルが平気で使っていることから、何か意図があって言わされているのではないか、とさえ考えてしまうほど、よく耳にするフレーズです。 正しい使い方は「押しも押されもせぬ」で、自分から押すこともなく、他人から押されることがないという意味で、堂々とした確かな実力がある状態を指しています。
100kcal栄養学9 80kcal単位では“戦後は終わっていない”
第二次世界大戦後の昭和20~30年代は食料などで物価が高く、肥料や飼料が少ないことから、野菜、果物、卵などのサイズが小さくなり、魚や肉の一切れの量も少なくなっていました。 こういった実態を受けて、昭和29年(1954年)に開催された第1回日本栄養改善学会で、「現時点での食生活では食品の目安量は100kcalより80kcalに近い」との発表がありました。そして、食事療法が特に重要である糖尿病な
2月7日の記念日
「フナの日」古河鮒甘露煮組合(茨城県古河市)がフ(2)ナ(7)の語呂合わせで制定。 毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)
日々修行161 ワインの師匠との出会い
ワインを勉強することは夢のまた夢と思っていたときのこと、そんなことを思うとチャンスが向こうから飛び込んでくることもあって、桑山為男先生にインタビューする機会があり、さらにジャパンワインソサエティ(Japan Wine Society)に入会させてもらい、嫌でも勉強させられることになりました。 桑山為男先生といえばワインの世界では知らない人がいない重鎮中の重鎮で、私が巡り合ったときはホテルオー