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金言の真理50「偉大なるワンパターン」3

「偉大なるワンパターン」という言葉は、今ではテレビ番組だけでなく、さまざまなシーンでも使われるようになっていますが、その始まりはテレビ時代劇「水戸黄門」(TBS系列)です。 善人と悪人が登場して、その解決に黄門様と助さん、格さんが動いて、最後のシーンで三つ葉葵の印籠を出して、「この紋所が目に入らぬか」のセリフに悪人がひれ伏すというのは、絶対要件のワンパターンです。 初めから見ることがで


食の不都合な真実15 品種改良による栄養低下(大根2)

青首大根は初めて登場した1974年から、一気に栽培量、販売量ともに伸ばしていきました。今では国内で栽培される大根の90%以上を占めています。 大根は販売店では特売品や目玉商品となりやすく、同じ形、大きさ、重さなら同じ価格で販売することができます。 以前に主流であった三浦大根などの白首大根のように形も大きさも重さも違っていたときに比べると、販売しやすく、箱に入れて輸送しやすいので流通コス


食事摂取基準185 ビタミンB₁1

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁の基本的事項の「定義と分類」「機能」を紹介します。 〔定義と分類〕 ビタミンB₁活性をもつ化合物の総称をビタミンB₁といいます。 遊離型ビタミンB₁の化学名はチアミンです。 チアミン二リン酸(ThDP)が補酵素として機能します。 通常の食品に


食事摂取基準184 ビタミンK8

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンKの欠乏の回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *妊婦(目安量) 周産期におけるビタミンKの必要量を検討した報告は乏しいものがあります。 妊娠によって母体のビタミンK必要量が増加したり、母体の血中ビタミンK濃度が変化したりす


11月2日の記念日

「いい血圧の日」カゴメが、いい(11)血圧(けつあつ=ツー)の語呂合わせで制定。 「習字の日」「書道の日」日本習字教育財団が、いい(11)文字(02)の語呂合わせで制定。 「北海道たまねぎの日」全道青果物取扱対策会議玉ねぎ取扱対策会議とホクレン農業協同組合連合会(北海道札幌市)が、いい(11)オニ(02)オンの語呂合わせで制定。


負の歴史17 抗酸化成分との付き合い

抗酸化成分といえば、植物に含まれる色素成分で、その総称がポリフェノールです。ポリフェノールは植物の苦味、渋み、アクなどの成分で、紫外線を浴びた結果の光合成によって作られます。 強い抗酸化作用(活性酸素を消去する働き)があり、色素が多いほど抗酸化力が強い特徴があります。ワインでいえば、ロゼワインにもポリフェノールは含まれるものの、色が濃い赤ワインのほうが抗酸化力が強いというので、味わいではなく


言い間違い46 三日と空けず

頻繁に訪れることを「三日と空けず」と表現する人がいます。 三日(みっか)は3日(1日×3回)というのが一般的な感覚かもしれませんが、三日というのは“わずかな期間”を指す言葉で、1日でも4日でも短い期間と感じることであれば「三日」と表現されます。 三日で、よく例にあげられるのは、三日坊主、三日天下です。 その短い期間を空(あ)けることなく、繰り返すということで使われていますが、「三


食事摂取基準183 ビタミンK7

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンKの欠乏の回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *小児(目安量) 成人で得られた目安量を基に成長因子を考慮して、体表面積を推定する方法によって外挿しました。 ビタミンK栄養状態が成長期の骨の健康に関連することも示唆されていま


食事摂取基準182 ビタミンK6

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンKの欠乏の回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。 〔目安量の策定方法〕 *高齢者(目安量) 高齢者では、胆汁酸塩類や膵液の分泌量低下、食事性の脂質摂取量の減少などにより、腸管からのビタミンK吸収量が低下すると考えられます。 また、慢性疾患や抗生物質


11月1日の記念日

「すしの日」全国すし商環境衛生同業組合連合会が、新米の時期で、魚の脂がのっておいしい時期であることから制定。 「紅茶の日」日本紅茶協会が、1791年11月1日にロシアのエカテローナ2世から日本人で初めて大黒屋光太郎が茶会に招かれて紅茶を飲んだことにちなんで制定。 「低GIの日」日本Glycemic Index研究会が、グリセミックインデックス(GI)の血糖値が上昇しにくい低GI値の普及