

最新情報
外遊は外国で遊ぶことじゃない
政党の研究活動の一環としてヨーロッパに行った議員団が、SNSにアップした画像が、まるで遊びに行ったようだと批判されて、その画像を国会議員が削除しても批判の嵐が止まないシーンを見て、「外遊は外で遊ぶことじゃない」というコメンテーターの発言を耳にして気になることがありました。 やったことの是非とか自業自得といったことではなくて、「遊」という文字の意味を、もっと伝えてほしかったという気持ちです。
ツイン・ウォーク70 コレステロール値改善の効果的な歩き方その1
コレステロールは、悪玉コレステロールという言葉があることもあって、健康の維持によくないものとイメージされることがあります。しかし、コレステロールは全身の細胞膜の材料であり、ホルモンの原料、胆汁酸の原料でもあることから生命維持に欠かせないものです。そのため、肝臓で合成されています。 コレステロールは油脂成分であるため、水成分が多い血液とは相性が悪いために、タンパク質に包まれた浸水性のリポタンパ
Age free岡山33 健康スポーツの視点
スポーツというと競技スポーツが第一に思い浮かべられます。競技スポーツは勝敗が優先される側面があるものの、健康づくりや参加することによる社会性の向上など、さまざまな地点が掲げられています。 国のスポーツ基本法の前文には、スポーツは世界共通の人類の文化であると記されていて、心身の健全な発達、健康および体力の維持増進、精神的な充足感の獲得、自律神経その他の精神の涵養等のために個人または集団で行われ
健康スポーツ3 競わない市民スポーツ
競技スポーツに対して、競わないことを掲げているスポーツがあります。それは市民スポーツと呼ばれていることから市民参加型のスポーツと理解されることもあるのですが、発祥の地のドイツでは「Volks sport」と呼ばれています。 Volksは市民の意味で、ドイツのフォルクスワーゲン(Volkswagen)は市民車・大衆車を意味しています。 市民スポーツは参加する人の健康と体力の保持・増進を図
エネルギー代謝85 脳のエネルギー切れの原因
脳は全身のコントロールをしている重要な器官であることから、エネルギー切れを起こさないようにはなっています。しかし、充分な働きをするためには一定のエネルギー源が必要で、それを下回ると機能が低下することになります。 機能が低下するといっても、生命維持に必要な機能が低下するのは最後のほうで、初めに機能が低下するのは記憶や集中力といった部分です。そのため、エネルギー源が不足するようなことがあると頭が
噛む噛むeverybody21 成人期のう蝕予防
厚生労働省の「健康日本21」では、歯・口腔の健康について目標を定めて健康づくりを推進しています。その現状と目標から歯の喪失の防止について成人期の歯周病予防を紹介します。 ◎成人期の歯周病予防 歯周病は40歳以降に歯を失っていく大きな原因となっていて、歯科疾患実態調査(平成5年)によると35〜44歳の27%が歯周炎に罹患しています。同年齢で歯肉炎も含めると、81.2%に症状が認められていて、
身体年齢42 筋肉強化のための熟睡のすすめ
筋肉運動をすると、そのあとに筋肉が増えるという印象があるかと思いますが、筋肉が増えるタイミングは運動後だけでなく、睡眠中にも起こっています。この睡眠中というのは、運動したときから長い時間が経過した夜間の睡眠のことを指しているのですが、運動をした後の睡眠でも効果があります。 激しい運動をしたあとに食事をして、その後に寝るというのは相撲の力士に取り入れられている筋肉強化法です、“食べてから寝ると
発達障害支援23 地域性とコミュニケーション
発達障害がある子どもは、言葉で伝えられたことの意味を文字面(もじづら)そのままで捉えてしまうところがあります。言葉の裏に本音が秘められていたり、比喩として言われても、それに気づくことなく、行動することがあります。 特に自閉症スペクトラム障害で多く見られることですが、やってほしいことを言い続けてもやってくれないことに業を煮やして、「もうやらなくていい」と言ったとします。これは間違いなく「やって
発達栄養117 おいしいフルーツから考える睡眠の重要性
フルーツが育つ条件は日照時間の長さだとされていますが、おいしいフルーツになるための気象条件があります。それは昼が暖かく、夜から早朝は寒いという温度差です。フルーツに限らず植物は可視光線を浴びて光合成が行われています。 光合成は光エネルギーを化学エネルギーに変換して、有機物を作り出す反応を指しています。光合成によって作り出されたエネルギーは、日光が当たっているときには増えていくものの、日が沈ん
健康デザイン16 栄養と運動への医師の関わり
医療機関では医師の指示のもとに栄養指導、運動指導が実施されます。栄養も運動も健康づくりの基本となるだけに、健康デザインの重要なパーツとなっています。身体と疾病の専門家である医師への期待は大きなものがあるのは間違いがないことですが、実際の知識となると個人差があります。 医療機関では栄養指導は医師が実施することは、ほとんどありません。それは医師が行っても保険点数がつかないからで、保険点数がつくの