最新情報
記念日3月11日〜20日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 3月11日 災害時医療を考える会が東日本大震災の発生した日に災害時の体制を考える機会にすることを願って「いのちの日」と制定。エールマーケットが東日本大震災の記憶を忘れずに防災用品の備蓄を目指して「おくる防災の日(防災用品を贈る日・送る日)」と制定。毎月11日は「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「めんの日」(全国
健康食品の法規制10 効能効果をリンクで述べる手法の可否
ホームページに書かれた医薬品的な効能効果は規制の対象になりますが、トップページでは目立ちすぎるので、クリックして進む2層目、3層目に掲載するということがあります。どんなに奥に隠しても、同じホームページに掲載されているものは、一括して掲載しているのと同じに扱われます。 商品を販売するページ、もしくは販売を前提とした紹介ページと、効能効果にあたるページを別にしても、これも同一ページに掲載されてい
DNA Answer33 メニュー提案の前の食生活チェック
発達障害児は極端な偏食までいかなくても、食べられないもの、苦手な食べ物があり、これを避けた食品でメニューを作ろうとすると、いろいろな工夫が必要になります。食べられる食品だけを使ったメニューを作ると単調な内容になったり、栄養のバランスが取りにくいことにもなります。 栄養指導の専門家である栄養士のアドバイスを受けると、食べられない食品は調理法を変える、中身がわからない調理法(衣で包む、カレーやシ
ツイン・ウォーク40 ポールを使ったスクワット運動
ノルディックスタイルのウォーキングに使う2本のポールは、運動にも有効に使うことができます。通常では準備運動に使われるものの、このポールは単独で運動をするためにも使うことができます。それも足腰を鍛えるストレッチという、年齢を重ねると、なかなかできにくい運動の補助として使うことができます。 スクワットは、立ち上がる、歩くという基本行動のための運動です。この能力が高まれば、全身の機能を高めることが
発達支援推進37 食事面での“困った”子どもは“困っている”子ども
発達障害児の生活面での困難さは複数あり、その中でも栄養摂取は困難さを解決するための重要なテーマの一つとなっています。発達障害は神経伝達物質のセロトニンが不足していることから自律神経の副交感神経の働きが弱く、交感神経が強く働くようになることから興奮状態になりやすく、心身の疲労も強くなります。 これを解決するためには、セロトニンの材料となる必須アミノ酸や、体内のエネルギーを作り出すために必要な多
サプリ概論245 健康食品の規制の改定6
景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)と健康増進法による健康食品の虚偽誇大表示についての規制は、「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法の上の留意事項について」に掲載されています。この留意事項の改訂版が消費者庁から公表されたことから(令和4年12月5日)、その改定された部分について、景品表示法上の不実証広告規制の表示について解説をしています。 〔表示された効果と提出資料によって実証され
2023/3/8 「情けは人のためならず」の実際のところ
「情けは人のためならず」は、「人に情けをかけておくと、巡り巡って結局は自分のためになる」というのが正しい意味なのですが、間違った意味で捉えている人も少なくありません。少なくないというよりも、「人に情けをかけて助けてやることは、結局はその人のためにならない」という意味だと思っている人が多くなってきています。 文化庁の「国語に関する世論調査」では、正しい使い方と誤った使い方がほぼ同数という結果に
2023/3/8 他人に見えないものが見える
「他人に見えないものが見える」といっても怖い話ではありません。 私たちが支援する発達障害児の中には視覚情報処理の異常によって、文字がゆがむ、文字がにじむ、文字が動いて見える、左右が逆転して見える、ということがあり、本人の困難さを周囲の人がわかってくれないということもあります。 しかし、今回のテーマの「他人に見えないものが見える」は、それとは違って、閃輝暗点(せんきあんてん)のことです。
健康食品 敵か味方か9 予防効果を表示する会社の信用度
健康食品やサプリメントは、医薬品的な効能効果を表示して販売することは禁じられています。この表示というのは広告やチラシだけでなく、口コミで伝えることも含まれています。この規制は、医薬品医療機器法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に従ったものです。 これは2014年の法律改正によって名称変更になったもので、以前は薬事法でした(略称ではなくて正式名称)。3文字から急
Medical Diet166 脂肪酸合成酵素とカルシウム
肝臓では糖質、脂質、たんぱく質を材料にして脂肪酸が合成されています。脂肪酸が3個つながると中性脂肪になり、これが脂肪細胞の中に取り込まれると蓄積タイプの体脂肪となります。 肝臓で脂肪酸が合成されるときには、脂肪酸合成酵素が働きます。脂肪酸合成酵素は肝臓の中に蓄積されているだけでなく、脂肪細胞からも放出されて肝臓に送られます。脂肪細胞による脂肪酸合成酵素を増やしているのは、想像しにくいかもしれ