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サプリ概論244 健康食品の規制の改定5
景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)と健康増進法による健康食品の虚偽誇大表示についての規制は、「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法の上の留意事項について」に掲載されています。この留意事項の改訂版が消費者庁から公表されたことから(令和4年12月5日)、その改定された部分について、景品表示法上と健康増進法上の表示について解説をしています。 近年のインターネットを用いたアフィリエイト広
2023/3/1 「人の嫌がる仕事」の意味
「人の嫌がる仕事」の次には「を進んでやる」という言葉が続きます。「人の嫌がる仕事を進んでやる」というのは、進んで引き受けるということで、自分を高めるための大切な行動だというのは倫理を勉強している方には、今さら言われることもない常識かと思います。 人の嫌がる仕事を引き受けてしまったら、面倒なことを押しつけられるかもしれないと、あえて人の嫌がる仕事を避けようとする人がいるのもわからないでもありま
2023/3/1 生まれたのは良寛和尚の故郷
新潟県出雲崎町の母親の実家の寺で生まれた私は、そのあと父親の勤務地の山奥の村で3歳まで暮らした後、再び出雲崎町の寺で3年間、親元を離れて祖父母と暮らすことになりました。弟が生まれて、母親も仕事を手伝う環境にあったために、2人を育てるのは難しかったからです。 出雲崎は遠景に佐渡島が見えるところで、江戸時代には佐渡金山からの積み入れ港でした。出身の著名人といえば、たった一人で、それは良寛和尚です
健康食品の法規制6 特定少数が対象でも規制は同じ
広告が規制される健康食品については、いまだに誤った認識がされているところがあります。健康食品の表示に詳しい専門家のアドバイスを受けていれば、このような間違いは起こらないはずですが、広告の規制は不特定多数に知らせる場合だけに該当するもので、特定の人に対するもの、例えば「製品の購入者に対しては該当しない」と考えている販売事業者も少なからずいます。 健康食品の販売に関する規制の一つの「無承認無許可
Medical Diet165 脂肪酸合成酵素とアルコール飲料
やせることに比べれば太るのは簡単だ、と言われます。ダイエットのための生活習慣と逆のことをすればよいのだから、と考える人もいますが、やせるのに必要な身体メカニズムと同様に、太るためにも活用すべき身体メカニズムがあります。 太りたくても太れない人もいます。食事量を増やしても、なかなか太らないこともあります。健康的に太るというと筋肉を増やすことが中心になりますが、そのためにはたんぱく質の摂取と筋肉
ツイン・ウォーク38 ノルディックウォーキングの歩行目安
『ノルディックエクササイズ&ノルディックウォーキング』(静岡大学 杉山康司教授)ではノルディックウォーキングの歩き方を4つにカテゴリーに分類しています。 カテゴリー1で使用する専用ポールはスキーのストックに似た形状をしていますが、舗装道路での使用を目的に開発され、先端にはゴム製のゴムパッドが取りつけられています。挿入型のストラップ形状のため、歩行時には手を離すことができない構造で、常にグリッ
発達支援推進35 子どもの対応マニュアルで抜けている発達障害
食事を中心とした発達支援を手がけていることから、どうしても食事に関する対応マニュアルが気になってしまうのですが、それ以外の子どもの生活への対応マニュアルを見ると、発達障害への視点が欠けていることに目が奪われます。 通常の方法をマニュアル化すると、該当者が多いところが手厚くなり、該当者が少ないものは個別に対応するということでマニュアルから省かれることもあります。 しかし、発達障害児は通常
健康食品 敵か味方か5 健康食品に関わるきっかけ
健康食品に関わることになったのは、健康食品を「敵だ」と考えている臨床栄養(端的にいうと入院患者の病院給食と通院患者の食事指導)の世界にいたことでした。敵視しているのは、患者に対して食事・栄養指導をしても、健康食品を摂っているからといって指導どおりにしない患者がいて、健康食品の人気が高まるにつれて言うことをきかない患者が増えてきたからです。 そんな状況の中、厚生労働省が健康食品の情報を正しく伝
健康あない人38 健康づくりの“情けは人のためならず”
「情けをかけることは、その人のためにならない」という意味で“情けは人のためならず”を使っている人がいます。「その人のためにはならないので、情けはかけるべきではない」という考えで、厳しく接するという指導者がいます。指導者の中には、学習から健康づくりまで、いろいろとあって、今のような甘やかされた生活に慣れた人には、あえて厳しく接することがよい、というようなリーダー論まで登場しています。 「その人
代謝と糖尿病22 糖化と老化のメカニズム
体内でアミノ酸とブドウ糖が結合すると褐色の色素が発生する糖化反応が起こります。糖化反応は、フランスの科学者メイラードがアミノ酸と還元糖を加熱することによって褐色の色素が生成されることを発見したことからメイラード反応とも呼ばれます。 1912年に発見されて以来、糖化反応は食品の加熱中に起こる着色、香りや風味の変化、栄養低下に関わることから、食品科学の世界で注目され、研究されてきました。