最新情報
運動ガイド23 働く人が職場で活動的に過ごすためのポイント3
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「働く人が職場で活動的に過ごすためのポイント」の「事例集」を紹介します。 〔事例集〕 上記(運動ガイド22)の理論的な背景を踏まえ、具体的な職場での取組事例を紹介します。 (事例の数字は前回の施策の番号と対応) 事例1 工場での身体活動促進によるHDLコレステロールの改善(13、14) 日本の1
運動ガイド22 働く人が職場で活動的に過ごすためのポイント2
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「働く人が職場で活動的に過ごすためのポイント」の「具体的な対策」を紹介します。 〔具体的な対策〕 社会生態学モデルとCOM-Bモデルを組み合わせることで、働く人が職場で活動的に過ごすための具体的な対策を講じることができると考えられています。具体的な対策については、図(下記)にまとめられています。 これら
10月8日の記念日
「糖をはかる日」糖尿病治療研究会が血糖値の適正管理を目的として糖(10)をは(8)かるの語呂合わせで制定。 「入れ歯感謝デー(歯科技工の日)」日本歯科技工士会が、入れ(10)歯(8)の語呂合わせで制定。 「骨と関節の日」日本整形外科学会が十と八を組み合わせるとホになることから制定。 「頭髪の日」髪型をチェックすることで気分を高めることと、理容師の技術と接客力を高めることを目的とし
日々修行39 きっかけはポリフェノールの健康効果
メディアを通じて食品に含まれる成分として初めて大ブームとなったのはポリフェノールで、そのヒット食品はココア(1995年)、赤ワイン(1997年)でした。「ポリフェノール=赤ワイン」というのは1995年に発行された『赤ワイン健康法』が火付け役となり、メディアでも多く取り上げられるようになってからのことです。 この書籍は親しい関係の出版社の発行で、編集長とも交流がありました。また、著者の板倉弘重
睡眠ガイド37 睡眠に影響を及ぼすカフェイン2
厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「睡眠と嗜好品について」の「カフェイン」(3回)を紹介します。 〔カフェイン〕 「夕方以降はカフェインを控えめに」 カフェインが睡眠に及ぼす影響には、摂取量とともに、摂取時刻(タイミング)も関わります。前述のカフェインの血中半減期からは、19時に100mgの
睡眠ガイド36 睡眠に影響を及ぼすカフェイン1
厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。 以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の「睡眠と嗜好品について」の「カフェイン」(2回)を紹介します。 〔カフェイン〕 カフェインの代謝には個人差があり、日本人の血中半減期(血液中のカフェイン濃度が半分になるのに要する時間)も3〜7時間とばらつきがあります。 半減期が5時間であった場合、たとえ
10月7日の記念日
「大人のダイエットの日」大人のダイエット研究所(東京都渋谷区)が、おと(10)な(7)の語呂合わせで制定。 「キットカットのオトナの日」ネスレ日本が大人の前向きの一歩を讃える日として、おと(10)な(7)の語呂合わせで制定。 「おなかを大切にする日」ビオフェルミン製薬が重要な(10)おなか(07)の語呂合わせで制定。 「いい岩魚(イワナ)の日」神室トラウトファーム(山形県金山町)
日々修行38 健康番組との関わり
全国キー局のテレビ番組の“今日は何の日”のコーナーに記念日の情報を定期的に提供するようになったのは1990年のことでした。翌年にはバブル崩壊が始まるのですが、まだ景気がよい状態は続いていて、食品業界も売り上げを伸ばす機会として注目していました。 バブル崩壊後も、食品業界は生き残りのためのテレビ番組の活用には強い関心があり、食品業界から連絡が入るようになりました。 記念日は番組のコーナー
快腸デザイン8 日和見菌の役割
腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌に大きく分けられます。善玉菌と悪玉菌は比較的理解しやすいのに対して、日和見菌の役割は案外と知られていないところがあります。日和見は、有利なほうにつこう(味方しよう)とすることを指している用語で、形勢をうかがうことを意味しています。 その用語そのままの働きをするのが日和見菌で、腸内環境によって働きが変わってくることが知られています。 そのような説明をされ
そこが知りたい26 1日の歩数の本当のところ
1日に1万歩を歩くのが健康によいという話から、今では8000歩が定説的に語られるようになっています。 1万歩が言われ出したのは“万歩運動”が始まった1964年のことで、その年には東京オリンピックが開催されました。オリンピックを機会に国民的に健康志向が高まったことからウォーキングが盛んに行われるようになり、目標値として掲げられたのが1日に1万歩でした。 その当時の日本人の平均歩数は700